自分の写真を見てがく然
スマホを手にして以来、写真を撮ってもプリントアウトをすることがめっきり減っていたここ数年。しかし、子どもが生まれてからは、アルバムを作るために写真をプリントアウトすることが増えました。
ある日、最近のアルバムを見返していた私は、以前より自分のまぶたが垂れ下がっていることにふと気が付きました。もともと目は大きいほうではなく、それがコンプレックスにもなっていましたが、若いころと比べると明らかに目が小さく細くなっているのです。
そういえば、ここ最近まぶたが重いし、もしかして眼瞼下垂(がんけんかすい:加齢とともに目を開く筋肉が衰え、まぶたが下がる病気)? と思った私はネットで調べてみました。眼瞼下垂の治療は保険診療になるため、手術をする際にも保険が適用されるようです。
ちょうど同時期に、テレビであるタレントが眼瞼下垂の手術をして目がパッチリしたと話していたのを見て、眼瞼下垂が気になっていました。もしかして私もそう診断されれば、手術で目がぱっちりになるのかしら!? と、若干期待を抱きつつ、一度診察してもらうことを決意しました。
眼瞼下垂の診察で眼科へ
眼瞼下垂の診察へ行くと決めたものの、皮膚科へ行くべきか眼科へ行くべきか迷いました。しかし、目のことだから眼科かな? と、とりあえず眼科へ行くことに。診察室へ案内され、ここ最近まぶたが重く、以前のようにまぶたが上がらないこと、昔と比べると写真でもまぶたが垂れ下がっていることがわかることを話しました。
眼瞼下垂の診察では、まぶたと眉毛との距離や、目を開けたときにまぶたが眼球のどこまでかぶっているかを計測するなど、さまざまな検査を受けました。そして検査後、再び診察室へ呼ばれ、診察結果を聞いたのです。
眼瞼下垂の心配は少ない!?診察結果は
さまざまな検査をした結果、私は眼瞼下垂ではなく、なんと眼精疲労だったのです。先生いわく、年齢的にはまだ眼瞼下垂の心配は少ないそうで、目元を見た限りでも、その心配はないとのことでした。
まぶたが重く感じるのは、眼瞼挙筋(がんけんきょきん)というまぶたの筋肉が目の疲れによって緩んでいるせいとのこと。この緩みは完全に改善することはないそうです。目が疲れることを極力控える、目の疲れを感じたら目を温めたりして休ませるようにする、ドライアイにならないよう目薬をさすなどして、目が疲れないようにいたわるのが大切だと言われました。
また、まぶたが昔よりも下がっているのは、加齢によるたるみから来ているということも指摘されました。眉毛や目の周りをマッサージすることは目に良いと言われていますが、逆に目のたるみを促進させることがあること、そして眼瞼挙筋の緩みから眼瞼下垂につながることもあるということも診察で話されました。
まとめ
眼瞼下垂と思って病院へ行ったところ、眼精疲労という結果でした。仕事などでパソコンのモニターを凝視したり、スマホの画面をじーっと見ることでも目の疲れがひどくなるそうです。
それ以来、仕事の際にはブルーライトカットの眼鏡を掛ける、疲労軽減にいいというアントシアニンを含むブルーベリーのサプリを飲む、ストレッチをして血流をよくするなど、目の疲れを改善することを取り入れています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/おんたま
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著者:IWON
小学生の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。