下半身に嫌な感覚が…!
大学生のとき、講義を受けていると下半身に違和感を覚えました。この日は生理予定日の4日前で、あいにく生理用ナプキンはつけていません。「もう生理がきちゃったのかな」と不安でドキドキしましたが、なかなか講義を抜け出せそうにありません。
その後30分くらい我慢していましたが、その間にもドクドクと経血が出ている感覚が……。ようやく講義が終わってトイレに行こうと立ち上がったとき、はいていたデニムを通り越して、座っていた椅子にまで経血がべったりとついていることに気づきました。
少しの間ぼうぜんとしましたが、「なんとかしなきゃ」とすぐに気を取り直した私。急いでバッグの中から除菌ウェットシートを取り出して椅子をきれいに掃除し、持ってきていたカーディガンを腰に巻いて、ジーンズの経血汚れが見えないようにしながら教室を出ました。
そのあとは、私の隣で一緒に授業を受けていた友だちが運動部だったため、事情を説明して部室にあるシャワーを借りることに。シャワーを浴びたあと、「血だらけのジーンズじゃ帰れないよ……」と困っていたところ、その友人が運動部のスウェットを貸してくれました。
このような経験は初めてだったこともあり、周囲の人たちに経血漏れがバレていたらと思うと恥ずかしかったです。友人のおかげで、どうにか帰宅することができました。
まとめ
ちなみに、友人がスウェットを貸してくれたことはとてもありがたかったのですが、その日の私はフリルがたくさんついたフェミニンな雰囲気のブラウスとカーディガンを着ていたので、その下にスポーティーなスウェットというちぐはぐな格好で歩いていたら、大学でも帰りの電車でも変な目で見られ、少しだけ恥ずかしい思いをしました。
このような経験はもう嫌だと思い、最近は生理がきそうなときには吸水ショーツをはいておいたり、生理4日目くらいから生理がくることを想定して小さめのナプキンを当てておいたりなど、対策をしています。
著者/加藤みさき
イラスト/わかまつまい子
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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