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「おい!!」陣痛中に思わずツッコミ!→病院に向かう車内で、父が私に言った言葉に衝撃を受けて…!?

私が長男を出産したときのことです。里帰り出産のために、実家に滞在していた私。初産婦だし、まだまだ出産は先だろうと実家ライフを楽しんでいた矢先に陣痛が来ました。「いよいよ出産になるかもしれない!」とドキドキと不安を抱えながら、病院に向かう車内で父が私に言った言葉とは……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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出産予定日の夕方、おなかに鈍痛が!

その日は、出産予定日当日だったこともあり、朝から両親も落ち着かない様子でした。そんな中、夕方ころからおなかに鈍痛があったので「陣痛かも」と話すと、両親は「ごはん食べて」「病院に持って行く荷物はどこ?」など、ずっとそわそわしていました。

 

しかし、おなかの張りはなかなか強くならず、そのまま22時半に就寝したのですが、私は横になったものの、鈍痛があって眠れません。夜中の2時半過ぎ、まだ陣痛にしては弱いかなと思いつつも、時間を計ると10分間隔になっていたのです。

 

そこで、病院に電話すると「そろそろ来て」と指示がありました。

 

初産だからすぐには生まれないだろう

夫に連絡し、「(自分も)すぐに行ったほうが良いの?」と聞かれたので、「多分まだまだ生まれないと思うし、病院行ってからまた連絡するね」と伝え、両親に付き添ってもらい、車で病院に向かうことに。

 

私は日々、妊娠や出産の情報サイトを眺めていたので、初産ではそうそう早くは生まれないだろうと思っていました。

 

口コミサイトには、陣痛が痛過ぎるあまり物を投げたり、叫んだりしたという人もいましたが、そのときの私は「今は我慢できる範囲内で、静かに耐えられているから、きっとまだだ」と考えていたのです。

 

そのため、荷物もあらかじめ用意していたとはいえ、自分であれとこれを持って……と用意をすることができました。

 

 

いよいよ病院へ! すると父が驚きの発言

そして、痛みに苦しみながらも車に乗り込み病院へ向かったのですが、運転席にいる父が、なぜか涙を流していました。

 

そして、ミラー越しに、私に言ったのです。

 

「よく頑張ったね」。

 

父はすでに孫が生まれたような気持ちになり、感極まってしまった様子。

 

しかし、私も、母も、まだまだ出産はこれからと思っていました。経験者の母はもちろんですが、本能的に私も出産の痛みはこんなものではないと感じていたのです。

 

そして、私と母は、思わず父に「おい!」と声をそろえてツッコミを入れる事態となったのでした。

 

その後、わが子はのんびり屋さんで、なかなか生まれてこず、そのまま約2日半も陣痛に耐えることに。その間、父の本当の涙はおあずけとなりました。

 

 

あとから冷静になると、夕方からずっと苦しみ、夜も眠れずにいた私に何か言ってあげようとした父のやさしさだとわかったのですが、そのときは「急に何を言っているの?」と思ってしまいました。そして、同じタイミングでのツッコミに、母との親子の絆を改めて感じた出来事でした。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

イラスト/ミロチ


著者:桜井ゆめ

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