1歳児と0歳児を連れての旅行
長男が2歳になる少し前、家族で3泊4日の沖縄旅行に行きました。動き回る長男と0歳児を抱きかかえての旅行はなかなかハード。荷物もかさむし、移動中の飛行機の中でふたりが泣きださないかハラハラしていました。
なんとか沖縄に到着したものの、大型のショッピングモールへ立ち寄ったときに事件は起こったのです。
ちょっとトイレに…のつもりが大ピンチ!
長男がショッピングモール内の遊具で遊んでいる際、夫にその場を任せて私は次男を連れてトイレへ行くことに。トイレの中で次男のおむつ替えも済ませ、早く夫と長男の元へ戻ろうと身の回りの確認もそこそこに、抱っこひもで次男を抱え、リュックを背負ってトイレを後にしました。
しかしその後、手に持っていたはずのスマホがないことに気付いたのです! 慌てて先ほどのトイレの個室を確認するために戻ったものの、スマホは見当たらず……。がくぜんとしながら、ショッピングモール内のインフォメーションに忘れ物を問い合わせましたが、やはり見つかりません。その際、インフォメーションの方からのアドバイス通りに、夫のスマホを使って私のスマホの位置情報を確認をしてみました。
すると、なんとスマホは高速道路を移動中! 盗まれたことがわかり、電話をかけてみましたが、電源は切られていました。大慌てで夫のスマホを使って私のスマホを遠隔操作し、端末のデータを消去。回線も停止し、今度は警察署へ届け出ることに。
これらの作業をするだけで、あっという間に1日が過ぎてしまいました……。
旅行に来たはずが警察署と電気店のお世話に
次の日、電気店で新しいスマホを購入することに。クラウド上にデータを保管していたので、今までのデータは使えるようになりましたが、再び警察署へ問い合わせてみたものの、結局スマホが戻ってくることはありませんでした。
楽しいはずの沖縄旅行が、まさかの警察署と電気店の行き来で終わり、観光らしいこともできずに帰宅することになったのでした。
ある意味忘れられない旅行になりましたが、子どもが大きくなった今でも忘れ物の嫌な思い出として記憶に残っています。子連れで移動するとどうしても荷物が多くなり注意も散漫になってしまうため、それ以降、スマホはショルダータイプのスマホケースに入れて持ち歩くようにしています。置き引きに遭うなんて想定外でしたが、忘れ物には注意しようと深く反省した出来事でした。
著者:小川 朝美/7歳男児・6歳男児・2歳女児の育児をしつつ、医療技術職として働くママ。子育て経験談や趣味について執筆するライターとしても活動中。電車大好きな息子たちの健忘禄として鉄道ブログも執筆している。
作画:ぐら子
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年5月)