気になるにおい
もともとにおいに敏感で、少し汗をかいたときでも自分の体臭が気になることが多かった私。特に生理中になると、経血のにおいが気になって仕方がありませんでした。
こまめにナプキンを替えたり、通気性の良いナプキンを使ってみたりしましたが、どうしても経血特有のにおいが気になってしまいます。
また、デリケートゾーンのかゆみにも悩んでいて、ムレやかぶれが起きやすく、敏感になった肌は少しの刺激でもかゆみを感じてしまうほど。トイレに長時間行けないときは本当に困りました。
先輩が教えてくれたこと
そんなあるとき、職場の先輩と他愛もない話をしていると、デリケートゾーンのヘアカットの話題に。先輩が「アンダーヘアはすべて処理した」と話してくれたので、気になった私は詳しく聞いてみることにしました。
すると、先輩は「見た目がスッキリするし、何より生理中のにおいが気にならなくなったよ!」と言います。半信半疑でしたが、「生理のにおいが気ならなくなるなら」と私も思い切って、アンダーヘアのカットに挑戦しようと考えました。
アンダーヘアをカット!
いきなり、すべてのアンダーヘアを処理してしまうのが怖かった私は、ヒートカッターでアンダーヘアの長さを調整する方法を選択。なかなか時間はかかりましたが、やってみてびっくり! 先輩が言っていたように見た目がかなりスッキリして、通気性もいいように感じました。
そして、生理がきたときも、以前よりムレが減ったように感じ、においもほとんど気にならなくなったのです! 悩んでいたデリケートゾーンのかゆみも少なくなり、アンダーヘアのお手入れをしてよかった!と思いました。
アンダーヘアはすぐに伸びてしまうし、いちいちカットするのが面倒なときもあります。しかし、一度あの快適さを味わってしまうと、もう後戻りできず、私にとっては必須のケアになりました。今も定期的にアンダーヘアの処理をしていて、生理中のにおいやムレが少なくなるようにしています。憂うつになることが多い生理の日ですが、ほんの少しの工夫で快適に過ごせるようになるのだと学びました。
※アンダーヘアの自己処理をする際は、埋没毛や色素沈着などの肌トラブルが起きる恐れがあるので注意しておこないましょう。
著者/石原優子
イラスト/マメ美
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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