それに気づかせてくれたのは、とあるXのポストでした。投稿されていたのは、多目的トイレと倒されたベッドの写真。そして、子連れのママとのやりとりが書かれていました。
写真が語る、問題点とは?
多目的トイレのベット使ったらさ
— 唐草@LuckyFes'24公式アンバサダー (@karakusa0827) May 12, 2024
ちゃんと畳んで出て下さいよ
しかも今日はマジでたちが悪い
多目的から出てきたママさんに ベット 戻していってください🙇♀️と言ったら
最初から降りてたし使ってないと
無視してでていった😑
ほー出てくる前に外にも聞こえる声で
ベットから降りないで… pic.twitter.com/ILx1ULD585
多目的トイレを開けると、そこにはたたまれていないベッド……。投稿主さんのような車椅子ユーザーは、ベッドが倒されたままでは通りづらく、元に戻すのもひと苦労なのだそう。
おむつ替えや着替えをするために、多目的トイレやそこにあるベッドを使うこともあるでしょう。使った後、たたんでから外に出ていますか?
子育てしやすい世の中を作るには…
コメント欄を見ると、多目的トイレだけなく、トイレに設置されているおむつ替えシートも、使ったまま元に戻されていないことがあるようです。
今回の投稿に書かれているように、自分が入ったときからベッドは倒されたままだったので元に戻さないという人、さらには、たためることを知らなかったという人もいるでしょう。
中には、トイレ内のあちらこちらを触ろうとする子どもを制しながら身支度をしているうちに、ついうっかりたたみ忘れてしまった人もいるかもしれません。しかし立場を変えると、たたまれていないベッドは大きな不便につながります。
自分ごとに考えないと、相手の不便には気がつきにくいと言えるでしょう。そのために、公共の場所にはマナーやルールがあるのです。
今、「子持ち様」という言葉が使われることからもわかるように、ママたちの行動が社会問題になっています。
子育ては本当に大変で、つい「子どもがいるから仕方がない!」と思ってしまいがちですが、子育てしやすい世の中を作っていくためにも、子育て中の当事者であるママたちも、他のママやパパ、他人への思いやりを持つことが大切です。
子育て層への風当たりは冷たいと感じることもありますが、ひとつの心ない、自分勝手な行動が、そうさせていることもあります。子育てしやすい世の中にするためにも、ルールは守るようにしたいですね。
多目的トイレのベッドを使ったらたたむというマナーを知っていましたか? 知っていた人は+、そうではない人は−を押してください。また、トイレを使ったとき、たたまれていないベッドがあったら、あなたならどうしますか? コメント欄から教えてください。