一緒に暮らしてみると…
かれこれ15年くらい前の話です。結婚してから夫と一緒に暮らし始めたのですが、夫はひとり暮らしの経験がなく、面倒見の良すぎる母親に至れり尽くせりで育てられたため、何も家事ができないことがわかりました。
その当時、私たちは共働きだったので、少しでも家事を分担できるよう、私は夫に家事のやり方を教えるように。そんなある日、仕事が休みだった夫に「洗濯機を回して干しておいて」と、私はお願いをしました。
あれ?洗濯は?
しかし、仕事から帰ると洗濯物が干されておらず、夫に尋ねると「洗濯機を回したんだけど洗剤を入れるところを間違えてしまって……。どうすればいいかわからなくなった」と言ってきたのです。驚いた私が洗濯機を見に行くと、洗剤を柔軟剤の投入口に入れ、柔軟剤を洗剤の投入口に入れていました。
投入口には表示がしっかりあるのになんで……と思いましたし、間違えたのならやり直して洗濯してくれていたらよかったのにと、夫にあきれてしまいました。
まとめ
この一件で、夫に家事を教えることを諦めそうになりましたが、共働きをしていく上で家事の協力はしてもらいたいので、根気強く教え続けました。今では、夫はひと通り家事ができるようになりましたし、洗濯機も間違わずに回せるようになっています。
著者/夢野
イラスト/ふるみ
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