手持ちのナプキンがない
当時お付き合いをしていた彼と、ショッピングに出かけたときのことです。この日、生理中だった私は、ナプキンを替えようとトイレに行ったのですが、最悪なことにポーチの中に1枚もナプキンが入っていません。どうやら、前回の生理のときにポーチの中のナプキンを使い切り、補充するのを忘れていたみたいなのです。
つけていたナプキンは、普段だったらすぐに交換するレベルの経血が吸収されている状態。しかし、交換できるナプキンがないという非常事態です。
私の2つの選択肢
生理2日目だったのでトイレットペーパーで代用するのは不可能だと思った私は、「ショッピングモールでナプキンを購入する」か「そのままつけているナプキンを使う」かの選択肢で迷い始めました。
あと3時間くらいで帰る予定だし、デート中にナプキンを買うのは恥ずかしいからな~と思い、私は「そのままつけているナプキンを使う」という案を選択しました。
しかし、使用済みのナプキンをそのまま使うのは不快感がハンパなく、お股の部分が気持ち悪くて仕方がありません。臭いも気になってしまい、結局、彼とのデートに集中できませんでした。その後、帰宅してすぐにナプキンを交換し、デリケートゾーンにトラブルが起きないようしっかりお手入れもしました。
ナプキンポーチには絶対ナプキンが入っているだろうという安心感から、中身を確認していなかった私。まさか補充を忘れていたなんて思ってもみなかったので、これからは持ち運ぶ前にしっかりナプキンが入っているかを確認しなければならないなと学びました。このとき、経血漏れをしたり、デリケートゾーンのトラブルが発生したりしなくて本当によかったです。
※同じナプキンを長時間使用し続けると、かゆみやムレ、かぶれの原因になります。2~3時間に1度はトイレに行き、ナプキンを交換するようにしましょう。
著者/松谷えりな
作画/加藤みちか
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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