一方、息子のひーくんは、はるのさんとは正反対。
人見知りも物怖じもしないことから、はるのさんは、ハラハラドキドキすることも多いようで……。
とても社交的というか…
ひーくんは保育園の先生の読み聞かせにも、お友だちにあいさつをするにも、さらにはお友だちのママに対しても前のめり!
はるのさんは、そんな息子に振り回される反面、“人類皆兄弟”と言わんばかりの大らかな性格を肯定し、応援したくもなるのでした。
子どもだからこその奔放さにハラハラドキドキさせられながらも、「そのまま大きくなってほしい」と願うはるのさんの気持ち、まさに親心ですよね。
そして、人生経験ゆえでしょうか? 人見知りな性格かどうかにかかわらず、大人になると周囲の目が気になり、大きな声であいさつをすることさえ、恥ずかしいと感じることも……。
とはいえ、ひーくんのように元気いっぱい、朗らかなあいさつは、周囲を明るくしてくれます。そう思うと、誰とでも分け隔てなくコミュニケーションをとれるひーくんのことを見習いたいですね。