仲良くなった親子を初めて家に招いた
最近、近所に若い夫婦と年少さんの男の子がいる家族が引っ越してきました。わが家の子どもと年齢が近いこともあり、何度かお話ししているうちに、その男の子のお母さんがわが家に遊びに来ることになったのです。
約束の日、午前10時にお母さんと男の子が家に来ました。家の中でおもちゃで楽しそうに遊ぶ男の子。12時になりお母さんが「帰るよ」と言うと、男の子は大声で泣いて「嫌だあ!!」と暴れたのです。その子のお母さんも「いいから帰るよ!」と言う割に帰る支度をしません。
私は、自分の家族の昼食の支度があるため、その親子の論争を早く止めてほしかったので、「カップ麺あるけど食べる?」と言いました。すると「いいんですか?」とうれしそうなお母さん。子どもも泣き止み、二人でカップ麺をすすっていました。私は急いで息子と夫のお昼ご飯のピラフを調理して食べさせたのですが、その親子だけがカップ麺なのは申し訳なく感じ、自分の分のピラフを渡しました。
後悔したことは…
昼食後もなかなか帰らず、気づいたら15時に。男の子のお母さんは再度「帰るよ」と言いますが、男の子は地団駄を踏み泣いて暴れました。わが家は築50年以上の古い家なので、床が落ちないかヒヤヒヤしながら見ましたが、やっぱりそのお母さんは帰る支度をしようとしません。
私はこれ以上居られると家事ができないし、おなかも空いていてつらかったので「もう帰ろうね」と男の子に声かけをすると、渋々そのお母さんも帰る支度を始めて、やっと親子は帰っていったのです。
今までもママ友と子どもを家に招いたことはありましたが、初来訪で5時間も滞在した親子は初めてでした。正直、驚き少し戸惑いましたが、私が昼食を出してしまったことも長居につながってしまったように思い、安易に提供したことを後悔しました。おうちで遊ぶのも楽しいのですが、信頼関係が築けていない付き合いの場合、長くなると呼ぶ側としては大変な面もあるので、次からは、解散しやすいよう公園やキッズパークなど、施設で遊ぶのを提案してみようと考えています。
著者:鈴木 ゆう/2021年生まれの男の子のママ。子どもが発達障害グレーゾーンのため、療育に通っている。仕事と療育の両立に奮闘中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年5月)