その一大イベントとは、乳歯の生え替わり!
ムスコくんもワンタケさんも、大喜びでしたが……。
初めて乳歯が抜けた、その晩に…
妖精が抜けた乳歯とコインを交換してくれることを信じ、抜けた歯を枕の下に入れて就寝したムスコくん。
その願いが叶い、抜けた乳歯の代わりにコインを手にしましたが、妖精の存在を信じきる純粋さとは裏腹に、ムスコくんは「このコイン、何と交換できるの?」と、ママにその価値を問うのでした。
妖精が残したコインは何と交換できるのか……? その価値を問うムスコくんは、なんとも現実的! しかし、コインの価値を現実的に考えられるのも、妖精の存在を信じきっているからこそですよね。
ちなみに、ムスコくんが信じた“抜けた乳歯を枕元に置いて寝ると、妖精がコインと交換してくれる”というおまじないは、アメリカやヨーロッパに伝わる“トゥース・フェアリー”の伝説に基づいているようです。
一方、日本には古くから“抜けた乳歯を屋根や縁の下に向かって投げると、丈夫な永久歯が生えてくる”という風習がありますが、こうした習慣は土地や世代によっても変化するもの。皆さんが子どもだったころは、乳歯が抜けたとき、どのようなおまじないをしましたか?