ママ友親子が降りたあと
ママ友とその子どもを降ろし、私も自宅へ帰宅。娘を降ろそうと後部座席のドアを開けました。すると驚いたことに、座席シートにも、足元にも、すごい量のお菓子が散乱していたのです! 私は思わず悲鳴をあげました。
車の後部座席に乗り込んだママ友と子どもは、断りもなくクッキーなどのお菓子を食べていたことに、私も気づいてはいました。その時点で嫌だなとは思っていたのですが、まさか散らかしていたとは……。そして、そのまま帰ってしまうとは思ってもみませんでした。
しかも、わざとでは? と思うくらい、クッキーやスナック菓子の大きな破片がいくつも残っていました。半泣きで掃除したことは、今でも忘れられません。
自分が人の車に乗るときには、ボロボロこぼれるようなお菓子は控え、万が一子どもが汚してしまったらきれいにします。人の車に乗る以上、それがマナーだと思っていたのですが、ママ友は違ったようです。その後も何度か一緒にお出かけする機会はありましたが、電車移動にしたり、ときには「その日は病院だから」などと、何かと理由をつけて断ったりしていました。
子どもを通じて知り合ったママ友。深いところまでお互いを知っているわけではないので、今後もこのように考え方の違いを感じる場面があるのかもしれません。じょうずにお付き合いしていくのはなかなか難しいなと感じた出来事でした。適度な距離をとって、少しでもストレスのなくお付き合いができればと思っています。
著者:田中さき/女性・主婦。12歳の子どもの母。趣味は映画を観に子どもと一緒に映画館へ行くこと。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています