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「お姉ちゃんたちが…」思わずホロリ。3人目を出産後、助産師さんが上の子へ贈ってくれた素敵な言葉

3人目を出産したときのエピソードです。出産を終えて間もなく、小学校2年生の長女と幼稚園年長の次女が末っ子に会うために産院にやってきました。初めて会う赤ちゃんに、なんだかドキドキしている2人。そこで助産師さんが上の子たちにある話をしてくれて……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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3人目はスピード出産

上の子たちのときも分娩時間が比較的短かった私ですが、3人目に至っては陣痛開始から2時間ほどで出産となりました。

 

陣痛促進剤を使って、計画無痛分娩での出産だったこともあり、私は「なんだか本当にあっという間で、助産師さんと最後まで笑顔で会話できるほどラクな出産だったな」と感じていました。

 

助産師さんから上の子たちへ

出産を終え少し落ち着いたところで、いよいよ上の子たちが末っ子と初めての対面。ドキドキした眼差しで末っ子を見つめる上の子たちに、助産師さんがこう声をかけてくれたのです。

 

「お姉ちゃんたち2人が順番に、一生懸命、狭い産道を頑張って頑張ってくぐり抜けて出てきたから、3人目の末っ子くんはその道を通ってするりとラクに出てくることができたんだよ」。

 

そして、「ママが一番ラクな出産だったと感じたのも、上の子たちが一生懸命、末っ子くんの通り道を作っておいてくれたからなんだよ」と私にも話してくれたのでした。

 

 

真剣な眼差しで助産師さんの言葉を聞いて頷いた長女と次女の表情は、なんだか少し誇らしげに見えました。末っ子が通るために、上の子たちが作った産道。そんなふうに考えると、私が今回の出産をラクだと感じたのは上の2人のおかげなんだなと、なんだかホロリときてしまいました。分娩を最後までやさしくサポートし、子どもたちに素敵な言葉をかけてくれた助産師さんには今でも心から感謝しています。

 

 

 

著者:河原り/2016年生まれと2018年生まれの女の子2人、2024年生まれの男の子のママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)

 

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