交際2年でついにプロポーズ!
同い年の彼は取引先の社員で、何度か仕事で顔をあわせるうちに交際に発展。そして、交際開始から2年でついに、彼からプロポーズされました!
さっそく入籍に向けて、新居や結婚式について話を進めることに。ところが、タイミング悪く私が仕事で3カ月間の出張に行くことになってしまい……。そのため、結婚の準備については、私が戻ってきてから話し合うことにしました。
そして、プチ遠距離期間を経て久しぶりに会った私たちは、高級レストランでディナーデートを楽しみました。
いきなり慰謝料を請求され…
私は彼に会えてとてもうれしかったのですが、彼はどこか浮かない顔。「私に会えなくて寂しかった?」と聞いても、「まあ…な…そうだな」と上の空です。体調が悪いのかと心配していると、彼は予想外のことを言い出しました。
「俺たち別れよう」
さらに、「慰謝料は300万円払ってもらうからな」とも言われ、意味がわからず私はパニックに。
「どういうこと? どうして私が慰謝料を払うの?」と聞くと、彼は「出張なんて嘘で、本当は浮気してたんだろ。証拠もあるからな」と、1枚の写真を差し出しました。そこには、同僚と2人で出張先のホテルに入る私の姿が。「一緒に出張に行った同僚は、みんな同じホテルだったからだよ!」と説明しましたが、彼は耳を貸しません。
そして、「もうお前と話すことはない。婚約していたのに浮気されたんだから、慰謝料はきっちりもらうからな」と言って、出ていってしまいました。
弁護士を名乗る女性
それから数日後、急に彼から呼び出されました。待ち合わせ場所の喫茶店に向かうと、彼の隣には若い女性が座っています。「はじめまして。私は弁護士です」とその女性が言うと、彼は「これからの話はこの弁護士を通してもらう」と宣言。
そして、弁護士から一方的に「とりあえず示談にしてあげますから、今週中に300万円を振り込んでください」と請求されました。
身に覚えのない浮気疑惑で慰謝料を払うことに納得がいかない私は、「このまま引き下がるわけにはいかない」とその夜、彼の住むアパートに向かいました。家の近くまで行くと、彼が誰かと歩いているのが見えました。目を凝らしてみると、隣にいたのは昼間に会った弁護士です! 2人はなんと手を繋いでいて、大声で話しており会話が丸聞こえ。
「あとは300万が振り込まれるのを待つだけだな」と彼が言うと、弁護士と名乗っていた女性は「疑われるかと思ったけど、私が弁護士だって本当に信じてたね。チョロすぎる」と大笑い。そう、女性は弁護士のフリをしていたのです。さらに彼は、「それより名前考えたよ。A男なんてどう? 生まれてくるの楽しみだな!」と話しており、女性は彼との子どもを妊娠しているよう。
「そうか、浮気相手との間に子どもができたから、私と別れて一緒になろうとしているのか。そりゃお金がいるわよね……」
私は怒りに震えました。そして、「絶対に懲らしめてやる」と仕返しを決意したのです。
だました2人に制裁を
それから1週間が経ち、彼から「おい、いつ慰謝料を振り込むんだよ」との電話が。「早く振り込めよ! そうじゃないと出るとこ出るぞ」と怒鳴る彼に私は、「まぁまぁ落ち着いて。詳しく話したいことがあるから」と、先日と同じ喫茶店に彼らを呼び出しました。
やけに冷静な私に、バツが悪そうな2人。そして私は、「これを聞いてほしいんだよね〜」とスマホの録音再生ボタンをポチっと押しました。実は、あの夜の2人の会話を録音していたのです。見る見るうちに青ざめていく彼と彼女。「こ……これは違うんだ」と焦る彼に、私は「詳しく説明してよ」と詰め寄りました。
どうやら彼は私と同時進行で彼女と付き合っていて、最初はお互い遊びの関係だったそう。しかし、私の出張中に子どもができたことがわかり、結婚することにしたのだとか。そして、婚約破棄で慰謝料を払わないために、逆に私に浮気疑惑をかけお金を取る計画を立てたのでした。
これで形勢逆転。私は「あなたたちには慰謝料を請求するから」と言って、その場を後にしました。その後、私は本物の弁護士に依頼し、2人にはそれぞれ300万円の慰謝料を請求。2人は家族や友人に見捨てられ、寂しい生活を送っているようです。
一方の私は、友人の紹介で出会った男性と付き合うことに。元婚約者と違い新しい彼はとても誠実で、幸せいっぱいの日々を過ごしています。
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