園からのお便りに衝撃的な内容が!
末っ子が通う幼稚園はいわゆるマンモス園で、園児は200人近くいます。人数が多い分、どうしてもお知らせが簡素だったり、園の対応が十分ではないと感じる保護者も一定数いるのが現状です。
そんなある日、末っ子が持ち帰ってきた園からのお便りを読んで、私は思わず二度見してしまいました。
そのお便りには、「重要事項」として次のような文言が記されていました。
「口コミサイトに、事実と異なる悪質な書き込みがあったため、サイトに情報開示請求をおこなった。その結果、保護者の一人だと特定できたため訴訟を起こした」
「園に対して悪意ある口コミを書いた場合、弁護士を通してしかるべき対応をとる」
「悪意のある噂に惑わされないでほしい」
口コミはあくまで自由に書くものだと思っていた私は、悪質な書き込みをした保護者がいたことにも驚きましたが、訴訟という手段をとった幼稚園側の対応にも衝撃を受けました。
サイトを検索してみると…
気になった私は、それらしきサイトで口コミを探してみましたが、該当しそうな投稿は見つかりませんでした。幼稚園側の訴えにより削除されたのか、あるいは書いた本人が取り下げたのかもしれませんが、真相はわからないままです。
後日、幼稚園で知り合いのお母さんにお便りの件を聞いてみると、
「誰が書いたのかわからないけど、訴訟になるんだね……」
「怖くてうかつに噂話もできないね」
と、なんとも言えない空気に。私もそれ以上は話題を広げられませんでした。
幼稚園に対してどう思うかは個人の自由ですが、書く内容によっては訴訟にまで発展することがある――。そんな出来事が、こんなにも身近で起こったことに強い衝撃を受けました。
私はこの幼稚園について、よかったと思える点もあれば、改善してほしい点もあります。とはいえ、そのことを誰かに話すときには、言葉の選び方には一層気をつけようと思わされた体験でした。
著者:小川 朝美/7歳男児・6歳男児・2歳女児の育児をしつつ、医療技術職として働くママ。子育て経験談や趣味について執筆するライターとしても活動中。電車大好きな息子たちの健忘禄として鉄道ブログも執筆している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)
※AI生成画像を使用しています