目からウロコなママ友の考え方
3年目に突入する私たち夫婦のレス。第2子を望む気持ちがあるものの、妊娠・出産・育児で苦しんだ私の姿を見ていた夫は「息子と3人の今の生活も、十分楽しいよ」と二度目の妊娠に消極的です。最初のうちは誘うこともありましたが、今は私自身も夫としたいという気持ちになれず、そんな中で自分の体力的なタイムリミットも意識してしまい、病院へ相談して妊活をすべきなのか気持ちが沈む日々を過ごしていました。
そんなある日、お茶の席でママ友へポロッと妊活への悩みをこぼした私。すると話を聞いたママ友は「もう妊活してるじゃん。悩むことも妊活だよ」とひと言! そのママ友は2児の母。1人目を産んだあとに私と同じようにレスで悩んだことがあるそうです。「レスだと妊活のスタートラインにも立てていない気がして、落ち込むこともあるよね」と私の気持ちに共感しつつ、ママ友は励ましてくれたのでした。「なんだ、私はもう頑張っていたのか」と思うと霧が晴れた気持ちに。そのあとも夫とのレスは続いていますが、以前のように気持ちが落ち込むことはなくなりました。
「具体的な行動に移さなくても、『妊活をすべきか』と悩むことも妊活」という視点は、意外と妊活やレスに悩んでいるときにはたどり着けないものかもしれません。ママ友の言葉を胸に、もう少しラクな気持ちで妊活について考えてみようと思った出来事です。
作画/ Pappayappa
著者:木村メイ
2歳の息子を育てる30代のママ。育児に向いてないと思いながら子育てをしていたが、最近やっと楽しいと思うようになり自信を持ち始めた。