これは遅すぎる……と心配になったとき
あまりに出てこないので、私は従業員の方に声をかけて、見に行ってもらおうと考えました。そして、私の母はトイレの周辺を探すことに。そのとき、迷子の店内放送がながれ……その迷子は息子でした。
サービスカウンターへ迎えに行って話を聞いてみると、どうやらトイレは左右対称の造りになっており、逆側の通路から出てしまったとのこと。そのショッピングモールは左右対称にモールが分かれており、その真ん中にトイレが配置されていました。
トイレから出てみると景色が違ったのでパニックになり、モールのなかを動き回ってしまったとか。少ししっかりしてきたなと思い、出入口が2つあることを説明していなかったので、かわいそうなことをしてしまったと反省しました。
この出来事から5年経った今でも外出先のトイレは何かと心配です。1人にさせるときは油断せず、気をつけるようにしています。
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子ども1人でトイレへ行かせるのは不安ですよね。念のために防犯ブザーを持たせておいたり、小さなトイレであれば出入り口付近で話しかけたりするのも子どもを犯罪から守ることにつながります。また多機能トイレは誰もが使用できるので、心配なときは利用するのもおすすめです。
著者:日向日向子/女性・会社員。10歳のひとり息子を育てるワーママ。夫は忙しくほぼワンオペ育児。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています