そして2年生がスタートしてすぐ、まっちくんが授業中に鉛筆を噛んでいたり、部屋の床や引き出しに「やすみたい」と書いたりしているのを発見。ねこじまさんは「いつのまに……そんなに無理させてたかな……」と困惑してしまいました。
そんな中、教育センターで予約していた基礎学力検査(KABC-II)を受けると、「数を扱うのが苦手そう」「複雑な情報が苦手そう」だと言われます。しかし、「苦手だと思っていることも、学習の仕方で苦手ではなくなることもある」と教えてもらい、勉強のサポートに向けて前向きな気持ちになったのでした。
けれども、2年生になり宿題はどんどん難しくなっていき……。
イライラして泣き叫ぶ息子に…
宿題を前にするとイライラしてしまうまっちくんに、ねこじまさんも冷静でいられない日もありました。
ねこじまさんはこのころの状況を、「宿題の時間が私も恐怖でした。何をどうしても怒って泣いてしまうし、ひどいときはかんしゃくを起こして、お互いにこんな思いをしてまでしなければならないことなのか?と考えてしまいました」と振り返ります。
とにかく真面目なまっちくんにとって、宿題をせずに怒られるのはどうしても避けたいところ。「できない」と正直に伝えることは、とてもハードルが高かったのです。
学年が上がり、勉強が難しくなってくると、「宿題をしなきゃいけないのにできない!」「説明を聞いてもわからない!」と子どもがイライラしてしまうこともあるのではないでしょうか。
そんなとき、親までイライラするのは逆効果だとわかっているのに、我慢できないこともありますよね。
このような場合、まずは親から先生に現状を伝えて相談することも、解決策の1つなのかもしれませんね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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