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「人生終わった」「学校壊れてほしい」宿題が進まず泣き叫ぶ息子→しんどくなってしまった母は… #学校に行きたくない 51

「学校に行きたくない」第50話。ねこじまさんの長男・まっちくんは、小学校に入学してからすぐに登校しぶりが始まります。以前から常同行動や強いこだわりなどがあったものの、発達検査を受けても特に診断名はつきませんでした。

2学期になると登校しぶりはますますひどくなり、大学病院の心理発達科を受診したり、小学校のスクールカウンセリングや教育センターの不登校専門窓口で話を聞いてもらったりしたものの、具体的な解決法を見つけることはできず……。

1年生が終わるころ、「怒ったり泣いたり、休んだりするかもしれないけど、学校で頑張るよ」と自分の気持ちを打ち明けてくれたまっちくん。ねこじまさんは、自分たちのスタイルでやってみようと決意を新たにしました。

そして2年生がスタートしてすぐ、まっちくんが授業中に鉛筆を噛んでいたり、部屋の床や引き出しに「やすみたい」と書いたりしているのを発見。ねこじまさんは「いつのまに……そんなに無理させてたかな……」と困惑してしまいました。

 

そんな中、教育センターで予約していた基礎学力検査(KABC-II)を受けると、「数を扱うのが苦手そう」「複雑な情報が苦手そう」だと言われます。しかし、「苦手だと思っていることも、学習の仕方で苦手ではなくなることもある」と教えてもらい、勉強のサポートに向けて前向きな気持ちになったのでした。

 

けれども、2年生になり宿題はどんどん難しくなっていき……。

 

イライラして泣き叫ぶ息子に…

学校に行きたくない 51

学校に行きたくない 51

学校に行きたくない 51

学校に行きたくない 51

 

 

学校に行きたくない 51

学校に行きたくない 51

学校に行きたくない 51

学校に行きたくない 51
 

宿題を前にするとイライラしてしまうまっちくんに、ねこじまさんも冷静でいられない日もありました。
 

ねこじまさんはこのころの状況を、「宿題の時間が私も恐怖でした。何をどうしても怒って泣いてしまうし、ひどいときはかんしゃくを起こして、お互いにこんな思いをしてまでしなければならないことなのか?と考えてしまいました」と振り返ります。

 

とにかく真面目なまっちくんにとって、宿題をせずに怒られるのはどうしても避けたいところ。「できない」と正直に伝えることは、とてもハードルが高かったのです。

 

 

学年が上がり、勉強が難しくなってくると、「宿題をしなきゃいけないのにできない!」「説明を聞いてもわからない!」と子どもがイライラしてしまうこともあるのではないでしょうか。
そんなとき、親までイライラするのは逆効果だとわかっているのに、我慢できないこともありますよね。

 

このような場合、まずは親から先生に現状を伝えて相談することも、解決策の1つなのかもしれませんね。
 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

>>次の話

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターねこじま いもみ

    2012年生まれ長女、2014年生まれ長男、2020年生まれ次男。年の差きょうだいのワンオペ育児に慣れすぎた3児の母。育児を通して気づいたこと、学んだこと、何気ない日常を描いたマンガをSNSやブログに投稿しています。

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