避難所で生活することになった私
私はお正月に、祖母に会いに富山県へ行きました。そのとき、ちょうど大きな地震が起こり、私たちは避難することに。避難所で数日間暮らし、自分は非常時の準備ができていないことに気がつきました。
特に自分の考えが甘かったと思ったのは、ナプキンやタンポンといった生理用品についてです。避難所のお手洗いには、使用済みナプキンがゴミ箱から溢れていました。私はそれを見て、自分が思っているよりも「生理期間中の人は多い」と感じたのです。避難所でナプキンの配布があったとしても足りない可能性があり、自分で用意しておかなければ困ってしまいます……。
東京に帰るとまず…
私は今まで、ナプキンを非常時の備品に入れていませんでしたが、東京に帰るとまず、ドラックストアでナプキンをいつもより多く購入。日頃の手持ちポーチの中に入れるだけでなく、災害があったときのためにストックして家に置いておくことにしました。
また、生理用品だけでなく、使用済みナプキンを入れるための黒いビニール袋も準備。 日々の備えが大切なのだと、身を持って実感した出来事でした。
著者/松谷えりな
作画/まっふ
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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