しかしある日、結婚して家を出ていた兄が、実家で同居したいと言ってきました 。
義姉が同居を提案してきて
最初は兄の一方的な決断かと思っていましたが、実はこの提案をしたのは義姉だそう。
義姉は妊活を理由に仕事を辞め、家に一人でいるのが寂しいといいます。また、経済的な理由からも同居したいとのこと。
私たち家族はみんな仕事をしているため、義姉が専業主婦として加わることは心強いということで、私たち家族は承諾。その後、兄夫婦は実家に引っ越してきました。
義姉が豹変
初めのうちは家事をしていた義姉ですが、数週間も経つとだんだん私に丸投げするようになってきました。
「自分の部屋を掃除するついでに私たちの部屋もお願いね」とか、「今日の料理当番、代わってくれる?」と言ってくるように。
私が反論すると、「妊活のためには体を大事にしないと」と一蹴されます。
義姉は私に家事をさせていることを家族に隠しており、両親と兄は義姉がしっかり家事をこなしていると思い込んでおり、兄の前では完璧な妻を演じています。私はモヤモヤしながら過ごしていました。
すべてを打ちあけて
そんなある日、家族が揃ったときに義姉が「ほらここ、全然掃除できてないじゃない。私だけに頼ってちゃだめよ!」と謎の発言をしてきたのです!
そのころ家の掃除を一切していなかった義姉の発言が耐えきれず、「私は家政婦じゃないんですが?」と強く反論。すると、義姉は目をウルウルさせて、「義妹ちゃんこわい~」と嘘泣きを始めたのです。
私は堪忍袋の緒が切れ、「家事なんて一切しないで、全部私にやらせてるくせに……!」と真実を訴えました。
意外な手段で真実を証明
「な……何を言うのよ! 私は毎日家事をしっかりやってるわよ!」そう言う義姉の嘘を証明するため、ペット用の留守番カメラの映像を家族に見せました。
そこには、義姉が日中のほとんどをソファの上でダラダラして過ごしている様子や、私が義姉にこき使われ、家事全般をしている様子がはっきりと記録されていました。
事実が明らかになり、両親と兄は激怒! 兄は義姉に対し、「今後このようなことがあれば、離婚も考える」と厳しく言い、今後は母が家事を教えることになりました。
新たな始まり
その後、義姉はこれまでのことを反省したようで、家事を一から学び始めました。実は家事のやり方を知らなかっただけで、母から学ぶと家事に夢中になっていった様子。料理や掃除など、家のことを積極的にしてくれるようになりました。
兄もやさしく見守り、家族は再び和やかな日々を過ごしています。そしてめでたく義姉の妊娠が判明! これから家族が増え、ますます楽しくなることでしょう。