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46歳、82kgの私が3カ月で10kg減量!極端な食事制限なしで痩せた方法とは【体験談】

初めてのダイエットは25歳のとき。極端な食事制限をおこない10kg痩せたものの、ひどい便秘により断念した途端、リバウンドしてしまいました。その後も朝バナナ、昼食抜き、1食置き換えダイエットなどを決行しましたが、どれも1kg痩せた程度で飽きて、またリバウンドするの繰り返し。気が付けば、雪だるまのような体形に。そんな私が46歳にしてダイエットを決意しました!結果は驚きの3カ月で10kg減。その方法とは?

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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痩せにくい世代が選んだダイエット法は

46歳でダイエットを決意したのは、見た目が気になってというより、このままでは健康を害してしまうのではという思いに駆られてのことでした。実は3年前にメタボ予備軍の保健指導を受けた過去があり、そのときに保健師さんが推奨していた運動と食事制限の併用でおこなうことを決めたのです。 

 

食事量を減らせば痩せるに決まっています。でもそれは、脂肪だけではなく筋肉も落としてしまいます。すると一気に代謝が下がり、体を壊したり、リバウンドしたりするリスクも高まるそうです。

 

そこで、今よりも筋肉をつけて代謝を上げるために、平日朝のウォーキングを30分、その後、ネット上でダイエットによいといわれている筋トレやピラティスか、オンラインで受講している骨盤底筋体操を30分、夕方にストレッチを5分おこないました。 

 

食事制限は緩やかに、間食なしで決まった時間に3食食べ、夜8時以降は何も口にしないようにします。また、お菓子とカップラーメンなどの加工品、夜ご飯だけ炭水化物をやめて、朝はライ麦パンか玄米パンを1枚程度、昼も茶碗7割程度の玄米といった感じで控えめにしました。制限というより、「整える」イメージです。たんぱく質が足りているか毎食気を付け、野菜、海藻、きのこ類もたっぷりとるよう心掛けました。

 

どのように痩せていったのか?

パソコンを見ながらトレーニングをする女性のイメージ

 

46歳、161cm82kgという雪だるまのような体形だった私にとって、30分程度とはいえ、ウォーキングも運動も最初は大変でした。息子が登校するのを見送るついでにウォーキングに出かけ、体が温まり気分が乗った状態ですぐに運動に取り掛かることで継続することができたのです。

 

また、食事も整える程度とはいえ、大好きなお菓子を我慢するのは少し忍耐が必要でした。お菓子売り場には近付かないようにし、子どもや夫用のお菓子が自分の視界に入らないように箱にしまい、家族が食べている姿も見ないようにしました。 

 

この生活を始めて1週間で3kg痩せることができたのです!  が、ここで喜ぶのは早かったようで……。ダイエット関連の本やネットに書かれていますが、私のような肥満体形の人は、代謝が悪いため、老廃物として体内に余計な水分が排出されずにたまったままになっているそうです。単に体内に滞っていた3㎏分の水分が抜けただけだったのです。本当のダイエットはここからが始まり。 

 

焦らず地道に継続し、2週間でトータル4.4kg、1カ月で6.8kg。そして、2カ月で8.4kg、3カ月で10.6kgの減量に成功しました。体脂肪率も38%前後だったものが34%台にまで落ちたのです。 代謝が落ち、ホルモンバランスが崩れ、もう痩せにくいといわれている中年世代でも、正攻法の運動と食事制限を併用すれば、ゆっくりですが着実に痩せていくということがわかりました。

 

 

今回のダイエットを振り返ってみて

上向きになったお尻のイメージ

 

体の構造上、女性は筋肉量が少ないので、いくら運動しても消費できるカロリーはわずかだと聞いたことがあります。実際に私も、食事を変えずにホットヨガの教室に通ったり、ダイエット本を買ってパワーヨガやダンス、ストレッチなどおこなってみたりしたことがありましたが、体重が減ることはありませんでした。

 

今回のダイエットも、体重が落ち出した起爆剤は食事制限だったのではと考えています。ただ、お菓子や加工食品、夜の糖質をやめた代わりに、食事内容を見直し、たんぱく質と食物繊維をとるようにしたので、量はさほど変わっていません。おなかが空いてつらいという思いはしませんでした。あれほど好きだった甘いものも2週間我慢してみると、自分には必要ないことがわかりました。これは大収穫でした。

 

ウエストとヒップのサイズも計測していたのですが、それぞれ16cmと9cm減っていました。おなかは真っ平になり、ヒップも上向きになったのです。体重の減り方以上に見た目が激変しました。これは明らかに食事制限だけでは得られなかった運動による成果です。そして、運動の継続により筋力と体力がついたので、疲れにくい体になり、あとひと踏ん張りができるようになりました。

 

まとめ

今回の経験から、ダイエットはまず食事を見直すことが大切だと痛感しました。年齢的にも極端な食事制限は厳禁で、量を変えずに質だけを変えたことが成功の鍵だったようです。

 

今となっては、運動も併用してよかったなと思っています。重力によって下がっていく一方の体を上向きに戻してすっきりさせることができ、見た目も変わりました。そして何より、この年代で疲れにくい体を手に入れることができたのですから。気分が上がり、さまざまなことにチャレンジしたいという気持ちが戻ってきました。9カ月たった今もダイエットは継続中で、体重は16kg、体脂肪率は9%減りました。目標の標準体重57kgに向けて突き進みます。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:竹みか/40代女性。1男1女の母。食べるのも作るのも大好きぽっちゃりオバチャンだったが一念発起。ダイエットに目覚め、体重15kg、体脂肪率7%落とすのに成功。今も絶賛継続中!

イラスト/村澤綾香

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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