義父のトンデモ行動
義姉や義母に抱っこされても泣かずにいた娘。それを見て、義父は「おじいちゃんのところにもおいで!」と娘を抱っこしました。
そして、義父は「おじいちゃんのごはんを分けてあげようね~」と自分の箸で娘に食事を与えようとしたのです!
私はとっさに「やめてください!」と叫びました。場の雰囲気を壊してしまったことを謝りつつ、「娘は離乳食が始まったばかりです!」「アレルギーのチェックも終わってないので、勝手に食べ物を与えないでください!」と続けました。
よりによってその日はすき焼き。娘の口に生卵のついたお箸が入ってしまうところでした。「何もそこまで神経質にならなくても……」という空気が漂っていましたが、間に合ってよかったと思いました。
正直、義父なので制止するのも気をつかいますし、皆で食事しているときに楽しい雰囲気を壊すのは気が引けました。今後は、家族といえども娘から目を離してはいけないということ、また育児の情報は義両親が子育てをしていたころと変化していると思うので、伝えていかないといけないことを痛感しました。
義両親に離乳食の進め方や娘の進捗、またアレルギーについてを伝え、私や夫の知らないところで食べ物をあげないでほしいとお願いしました。それからは義両親も「これは食べさせても大丈夫?」と聞いてくれるようになったので、安心して娘と一緒に義実家に顔を出しています。
イラスト/きりぷち
著者:玉木ひろみ
結婚3年目の専業主婦。2歳の子どもの母。趣味はウェイトトレーニング。