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「はぁ?」出産で入院中にわが家のタワマンに引っ越してきた義家族⇒「いいですよ♡」と受け入れた結果

もうすぐ出産予定の私。在宅勤務をしながら、そのときを楽しみに待っています。

しかし、そんな私たちの生活を脅かす存在が。それは義家族、とくに義母です。

 

私が仕事をしているのをよく思っておらず、つわりがひどいのも仕事をしているからだとブツクサ。そして義両親にとっては初孫になり、跡取りになるからと義母は何かと大騒ぎ。

 

つわりで気分の悪いときに家に押しかけてこようとする義母には、本当に参っています。

タワマンに憧れがある義母は…

私が育休をとって復職すると知った義母は、ある日とんでもないことを言い始めました。私たちの家で、義家族が同居するというのです。

 

義家族は、義父母と義弟の3人家族。全員無職なので、わが家の家事育児を担当できると話します。そもそも私たち夫婦は親世帯と同居はしないと決めており、そんな話は論外。提案をはねつけましたが、義母は一歩も引き下がりません。

 

そして義母は、長男は親の面倒をみるものだ、夫の家族と同居するものだと言って聞きません。それに、どうやらタワマンへの憧れがあるようで。ひとりで盛りあがっています。

 

突然やってきたXデー

とうとう陣痛がやってきました。分娩室で陣痛に耐えていると、義母から連絡がありました。なんと、私の隣で陣痛を支えてくれている夫を家に帰せというのです。その理由というのが……。
「あなたたちのタワマンに家族で住むことにしたから」
今まさにマンションの下で引越屋さんと待機しているそうで、家の鍵を開けてほしいという連絡でした。

 

今までは家事育児の手伝いを同居の理由にしていましたが、状況が差し迫っているのか、もう私との同居にこだわっていないようです。
「出産が終わったら実家にでも帰ってちょうだい」
同居が気にいらなければ、離婚して実家に帰れというわけです。

 

現状を忘れ、半ばあ然とする私。しかし冷静に、義母に真実を伝えます。
「いいですよ。だけど…そこ今日で契約終了ですよ」
私たちはすでに引っ越しを済ませ、もうそのタワマンには住んでいないのです。

同居を譲らない義母、その真相は…

じつは私たち、出産を機に義家族との縁を切る予定でした。ですから、出産する病院も伝えていません。引っ越し先も教える予定はありません。夫はすでに義家族からの連絡をブロックし、私もこれからする予定です。

 

縁を切られると知った義母は、急に私たちを心配し始めました。そこで初めて、義母は自分たちがお金に困っていることを白状したのです。

 

浪費癖のある義弟はここ何年か働かず、親のお金をあてにして生きてきました。年金暮らしの義父母は、借金を重ねたようです。そこで家を売って、わが家のタワマンに引っ越そうと思ったらしいのですが……。義母は同居できれば借金も返せると言いますが、こればかりはなんと言われても無理な話です。

 

その後、3人はアパートに引っ越して義弟は仕事を見つけたようです。

私は無事に出産を終え、いまは育児に奮闘中。夫と協力しながら、子育てを楽しみたいと思います。

 

◇ ◇ ◇

 

親子であっても今回のように、金の切れ目が縁の切れ目になってしまうことも……。義弟が働き始めたようなので、少しずつ借金を返済できるといいですね。

 

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