え!?パパは一体にを…!?
その子は息子と同じくらいの4〜5歳くらいの女の子でマスクをし咳をしていましたが、特にぐったりしている様子はなく、椅子に座ってつまらそうに足をぶらぶらしていました。
隣にいたパパはスマホを片手に画面を見ていました。そのパパはいつまで経っても娘さんを見るわけでもなく、指の動きからして何かゲームをしているようでした。そのとき、娘さんが病院内をうろうろし始め、勝手に外へ出て行ってしまいました。
看護師さんは忙しく動いているので誰も注意をしません。病院を出ると、すぐに車通りの多い道路があり、しかも歩行者と車の距離がとても近くなっています。そんな危ない外へ、女の子はひとりで出ていってしまったのです! しかも、父親はスマホから目を離さず気づきません。
危ないと思い私が声をかけようとすると、その親子が呼ばれました。ようやくパパが顔をあげ娘さんの不在に気づき、慌てて外から連れ戻してきたので、娘さんは何事もなく戻ってくることができました。
今回のヒヤッとした経験から、病院に限らず子どもがそばにいる場合は、なるべくスマホを触るのはやめようと思いました。もし触らなければいけない場合は、子どもと手を握るか、勝手に動かないように自分のほうへ体を寄せて、ひとりで移動してしまわないように手を添えておこうと思います。
著者:山田桃子/30代女性・主婦。結婚6年目で5歳の息子と2歳になるワンコを育てるWEBフリーランスな母。
イラスト:いずのすずみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています