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「こっ…これは…」私の妊娠に大喜びの義両親→出産前に届いたものを見て夫婦であ然…!

息子を妊娠しているときの話です。義実家がかなり遠い場所にあったこともあり、義両親と私は割と良好な関係を築いていました。私の妊娠を伝えたときに大喜びしてくれた義両親は、「必要なものがあれば送るから言ってね!」「ベビーベッドや衣類はある?」とありがたい申し出をしてくれました。当時、車を買い替えたばかりであまり余裕がなかったので、素直に甘えることにしたのですが……?

 

義両親から届いたものは…

義両親から大きな荷物が届き、夫とワクワクしながら開けました。しかし、出てきたのは今にもバラバラになりそうなほど古い木製のベビーベットと毛玉ができているベビー用ニット帽、ビニール袋に入っているもののほこりまみれのベビー服。思わず夫と顔を見合わせました。

 

 

 

後日わかったことなのですが、義両親は夫が子どものころに使っていたものを「まだきれいだから」「まだ使えるから」と言って送ってきたのでした。

 

たしかにまだ使えるものかもしれませんが、産まれたばかりの我が子にほこりのついていた服を着せる気にはなれませんでした。結局、夫が「ほこりまみれの服なんか着せられるか!」と怒り、洋服類はすべて処分。ベビーベッドも粗大ごみへ。

 

 

 

義両親に悪気がないことは理解しています。その後も「必要なものはない?」とたびたび聞いてくれるのですが、「今は大丈夫です」と答えるにとどめています。

 

イラスト/はたこ


著者:加藤桃華

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