婚約者の信じられない発言に絶句
2歳年上の彼からプロポーズされ、同棲生活をスタートした私。ある休日、彼から外出しようと誘われましたが、私は生理前で体調が優れず断りました。私はひどいときには仕事を休むほど、生理痛が重いタイプ。しかし、生理のつらさを理解してくれない彼は、「しょうがないなぁ。でも、生理痛なんて本当は存在しないんだから、気にしちゃだ~め」と言うのです。
そして1カ月後。私はまたしても生理痛で苦しんでいました。この日は起き上がるのも一苦労なほど痛みがひどく、ベッドで横になることに。ただ、そんな私を見ても彼は朝ごはんの準備を催促してきます。私が「今日は動けないから自分で用意して」とお願いすると、彼は「家事もしないなら、なんのために同棲しているのかわからないじゃないか! 生理痛なんて都市伝説なんだから、痛いなんて嘘をつくな」と激怒。さすがの私も我慢の限界! 「痛いものは痛いの!」と彼に反論しました。
すると彼は、「俺の母さんに叱ってもらう」と言い出し、私を実家へ連れていこうとします。
生理痛がない彼の母親
痛みで体に力が入らないなか抵抗するも、彼に無理やり車に乗せられ実家に到着。そこには彼の両親と、妊娠中の彼のお姉さんが待っていました。お姉さんとはこの日が初対面です。
家に入るやいなや、彼は「母さん、コイツ都市伝説を利用して俺のことを騙そうとするんだよ」「今日だって生理痛で動けないって家事をサボって」と言いたい放題。生理痛に悩まされたことがないという彼の母も、「生理痛なんて嘘をついて、主婦業をサボるなんて言語道断よ!」と私を非難します。
私が生理痛について説明しようとすると、彼女の怒りはますますヒートアップ! 「生理痛がひどい女は男関係にだらしがないらしいわよ。これじゃ孫ができても誰の子かわからないわ!」と信じられない発言まで飛び出したのです。
私の前に救世主が!?
彼と彼の母親に言われ放題の私。怒りと悲しみでいっぱいになり何も言えずにいると、突然、「いい加減にしてよ!」と彼のお姉さんが大きな声を出しました。
実は、お姉さんもひどい生理痛に悩まされていたものの、ずっと「怠け者!」「生理痛は嘘」と家族に理解されず苦しい日々を送っていたよう。
「生理痛は個人差があって、ない人もいれば立てなくなるほどひどい人もいるの! 自分が痛くないからって都市伝説だなんて言って、恥ずかしくないの?」
そしてお姉さんは、「子どもが生まれても、あなたたちに会わせるつもりはないから」と宣言し、私の手をとって一緒に実家を後に。
翌日、私は彼に「別れたい」と告げ、彼も「俺もオマエみたいな怠けた女はいらない!」と言い無事に別れることができたのでした。
突然、彼が私の家の前に!
数カ月後、彼が元カノと授かり婚をしたと小耳にはさんだのですが、それから半年ほど経ったある日、突然彼から電話が。
しばらく着信を無視し続けていましたが、仕事から帰宅すると彼が家の前にいたのです。どうやら、元カノのおなかにいる子どもは別の男性との間にできた子どもだったそうで、彼は「俺、知らない男の子どもなんて育てられない。もう一度お前と付き合ってやるから、元カノとうまく別れる方法を一緒に考えてくれよ〜」と大泣き。
呆れた私は、「あんなひどいことを言っておいて、よく復縁したいなんてお願いできるわね。結婚したのであれば自分の子どもなんだから、ちゃんと責任を持って育てなさいよ」と言って、彼を放置したまま家の中に入ったのでした。
彼との関係は終わりましたが、私を助けてくれたお姉さんとの交流は今も継続中。そして、お姉さんから紹介してもらった素敵な男性とお付き合いすることになり、充実した毎日を過ごしています!
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