長男のクラスにいる外国人のお友だち
小1になった長男のクラスには、日本語の読み書きや日本語での会話ができない外国人のお友だちがいます。普段は先生がスマホの翻訳機能を使って会話をしているため、学校で困ることはない様子。
子ども同士は言葉が通じなくてもよく遊び、みんな仲の良いクラスです。
帰宅時間を過ぎても帰ってこない息子
長男の学校は、入学から1カ月は登校班の解散場所まで保護者が迎えに行くことになっています。ちょうど1カ月がたった翌日、長男が初めて解散場所からひとりで帰ってくる日、いつもの帰宅時間を20分過ぎても帰って来ませんでした。
長男に持たせているGPSの位置情報を見ると、通学路ではないところにいるようで、私は急いで迎えに行きました。
知らない家の前で立ち尽くす長男たち
長男がいる場所へ到着すると、ある家の前で長男と外国人のお友だちが手をつないで立ち尽くしていました。長男に話を聞くと、登校班の解散場所からお友だちが手を離してくれないから、ここまでついて来てずっとここにいたとのこと。
お友だちは日本語が通じません。私がスマホの翻訳アプリを使って会話をすると、どうやら長男と一緒に遊びたかったようです。結局、その日はお友だちの自宅がわからないため、担任の先生に連絡し迎えに来てもらって解散しました。
後日、担任の先生から連絡があり、お友だちは自宅の場所をはっきり覚えておらず不安になってしまい、長男の手を引いて連れて行ってしまったようです。先生からのお話で、2人が立っていた場所は、お友だちの家の前だったこともわかりました。
この一件から、お友だちが自宅の場所を覚えて安心できるまで、保護者が解散場所までお迎えをすることになったようです。
言葉が通じず、どうすればいいかわからなくなってしまった小1の子どもたち。今回は私が駆け付けられたからよかったのですが、言語が通じないと今回のように親や学校に心配をかける事態になりかねません。子ども同士で解決できないことがあったら、学校へ戻るか、持たせている会話機能付きGPSで私に連絡するよう、教えていかなければいけないと学びました。
著者:鶴川 こだま/2017年・2019年生まれの息子と2020年・2023年生まれの娘を育てる4児の母。やんちゃな息子と甘えん坊な娘たちに翻弄されながら、にぎやかな毎日を送っている。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)