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「早く生まれて残念ね」妊娠7カ月で生まれたわが子を祝ってくれない家族⇒耐えられず不満を伝えた結果

下の子の妊娠中、切迫早産で入院したときの話です。入院して2週間が経過したある日、夜中に耐えがたい下腹部の痛みが来てしまい、そのまま妊娠7カ月で出産することに。生まれた子はすぐにNICUへ搬送されるような状況で非常に大変だったのですが、とりあえず生きて生まれてきてくれてホッとし、うれしい気持ちでいっぱいだったのです。しかし周りの反応は、予想外のものでした……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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誰も祝ってくれない

切迫早産で入院し、妊娠7カ月で出産した私。しかし、病院のスタッフや母を含めた身内、親族など、誰ひとりとして「おめでとう」と言ってくれる人がいなかったのです。しかもそれだけではなく、「早く生まれちゃったんだ?」「もう少しおなかにいればよかったのに、残念ねぇ」など、ネガティブな言葉の数々。確かに早かったとはいえ、赤ちゃんが生まれたことには変わりないのに、誰からも祝福の言葉をかけられずとても悲しい気持ちになりました。

 

後日、「誰もおめでとうと言ってくれなくて悲しかった」と母や夫に伝えたら、本当に申しわけないと言って謝ってくれて、「おめでとう」と言ってもらえました。早く生まれてきたことばかりに気がいってしまっていただけで、祝福する気持ちが全くなかったとは思っていませんが、もっと私の気持ちに対して配慮してほしかったのが本音です。この一件で、自分の言葉で相手が傷つかないか考えてから話すことが大切だと実感。私自身も気をつけていこうと思うきっかけとなった出来事です。

 

※NICU…「Neonatal Intensive Care Unit:新生児集中治療管理室」早産児や低出生体重児などハイリスクな赤ちゃんの治療やケアをする集中治療室

 

 

作画/森田家


著者:藤原 真理子

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