ウインナーって1日1本食べても大丈夫?
「ウインナーを食べるとガンになる」という話を聞いたことはありませんか?
2015年に国際がん研究組織(IARC)が”ベーコンやソーセージ、ハムなどの加工肉は発ガン性がある”と発表し、世界中で話題になりました。
ウインナー好きな人にとってはショックですよね。
しかし、これはあくまで海外の研究の話。
日本人の加工肉の消費量は一日あたり13gと、ほかの国と比べてかなり少ないんです。そのため、適量であればガンになるリスクは無いか、あっても小さいといわれています。
もちろん食べ過ぎは良くありませんが、大好きなウインナーを無理にガマンする必要はありません。
「毎日食べるなら1日1本程度にする」「たくさん食べたあとは数日控える」など、適度に調整しながら食べましょう。
ウインナーと一緒に食べたい!朝食におすすめの食材3選
日本人にはあまり影響がないとされている加工肉ですが、たくさん食べると体に悪いのも事実。できるだけ健康的に楽しみたいですよね。
ここからは、ウインナーと一緒に食べたいおすすめ食材を3つご紹介します。
栄養素たっぷり「きのこ」
ウインナーと一緒に食べたい食材のひとつ目は、エリンギやシメジ、マッシュルームといったきのこ類。
低カロリーで、腸をキレイにしてくれる”食物繊維”や、免疫力アップに効果的と言われる”ビタミンD”などの栄養素がたっぷり含まれています。
きのこは一度凍らせてから火を通すと旨みが増すので、安いときにたくさん買っておいて冷凍保存しておきましょう。
野菜の王様「ブロッコリー」
食べた物をエネルギーに変えるには、ビタミンやミネラルが必要です。たっぷりの野菜を組み合わせて、足りない栄養素を補いましょう。
とくにおすすめなのが、「野菜の王様」と呼ばれるほど栄養価が高いブロッコリー。
発ガン性物質を体の外に出すと言われている”スルフォラファン”や、免疫力アップに効果があると言われている”β-カロテン”や”ビタミンC”などが豊富に含まれています。
火を通さず手軽に食べたいなら「ブロッコリースプラウト」を使うのもあり!
「ブロッコリースプラウト」のβ-カロテンは、ブロッコリーの約3倍です。また、ビタミンE、K、カルシウムなどの量も多く、効率良く栄養を摂れますよ。
「バナナヨーグルト」で腸をキレイに
朝食にバナナヨーグルトを食べるのもおすすめ。「食物繊維」と「善玉菌」を一緒に摂り、腸内環境をきれいにしましょう。
善玉菌のエサとなる食物繊維が豊富なバナナと、乳酸菌を含むヨーグルトを一緒に食べると、より効果が高まります。
ちなみに、バナナヨーグルトは骨や歯を強くしてくれると言われる「カルシウム」と「マグネシウム」を同時に摂れるので、成長期の子どもの朝食にもぴったりですよ。
ウインナーをもっとおいしく、もっとヘルシーに!
体に良くないと言われがちな加工肉ですが、適量であれば心配しすぎる必要はありません。
ポイントは、栄養たっぷりの食材と一緒に食べること。
きのこやブロッコリー、バナナヨーグルトなど、おいしく体にいい食材を献立にプラスするだけで、グッと健康的な食事になりますよ。