記事サムネイル画像

「なにか違う!」息子の胃腸炎が娘にも?でもなんとなく…→母が感じた違和感の正体とは!?

息子が胃腸炎から回復して数日後、娘にうつらなくてよかったと安堵していたものの、結局、娘も体調を崩してしまい、病院にかかったときの話です。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

 

母の違和感の正体とは

息子が胃腸炎になってから5日ほどで回復し、娘にうつらなくてよかったと安堵していたときのことです。息子の回復から3日ほど経ったある日、娘が「おなかが痛くて、気持ち悪い」と言い出しました。そのときは、結局うつっちゃったかあ……と思ったのですが、何となく様子が違うような気がして、私は娘を小児科へ連れて行きました。

 

そして小児科で診てもらうと、先生は「ちょっと気になるから検査させてね」と言って、娘はそのまま検査を受けたのです。すると先生から「虫垂炎の可能性があるから大きな病院に行って」と言われ、紹介状をいただいたので、私はそのままタクシーで娘を連れて大きな病院へ向かいました。

 

 

それから大きな病院で診てもらうと、やはり先生の言った通り虫垂炎とのこと。その場で「薬で散らすのは難しいので手術しましょう」と言われ、その日のうちに手術をすることになったのです。先生からは「もっと発見が遅れていたら、手術も時間がかかって大変だったからよかったね」と言われて、不安ではありましたが少しホッとしました。

 

それから1週間ほどして無事に退院できて、予後も特に問題ありませんでした。あのときは胃腸炎だったら安静にしていたら段々落ち着いてくるだろうと思い過ごしそうになりましたが、すぐに「なにか違う」と感じてきちんと病院に行って本当によかったと思います。もっとひどくなっていたら大変だったと病院の先生も言っていたので、それからは「かかりつけ医に相談・指示を仰ぐ」「思い込まないこと」「きちんと様子を見ること」を大切にするよう心掛けています。

 

♢ ♢ ♢

 

虫垂炎とは、大腸の一部である虫垂(ちゅうすい)という部位に炎症が生じている状態のことで、一般的に盲腸と呼ばれています。今回は、お母さんの判断が早く、すぐに病院で診てもらったことで、ひどくならずに済みました。日頃からささいな違和感を見逃さず、自己判断せずに、すぐに行動できるようにしたいですね。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

著者:河野 直子/50代・女性・会社員。娘と息子、2児の母。事務職で毎日奮闘中。

作画:miyuka

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    ママトピの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む