えのきが麺に早変わり!高橋メアリージュンさんも絶賛
挑戦したのは、伝説の家政婦・タサン志麻さんの「えのきともずくのスープ」。
日本テレビ『沸騰ワード10』の「志麻さん厳選!簡単&野菜もりもり歴代絶品前菜BEST10」にランクインしたレシピです。
えのきを細くほぐして、麺のようにして使います。えのきは素麺より低カロリーなので、暴飲暴食しがちな夏にぴったり。
番組内で試食したゲストの高橋メアリージュンさんは「うんま!」、高橋ユウさんは「短時間でできた味じゃない」と大絶賛していました。
さっそく作ってみましょう。
タサン志麻さん「えのきともずくのスープ」の作り方
材料(えのき1株分)
・えのき…1株
・もずく…2パック
・万能ネギ…2本
・めんつゆ…適量
・水…適量
・出汁パック…1個
今回は、三杯酢のもずくを使用しました。
めんつゆと水の量は、めんつゆの希釈率を参考にし、味をみながら調整しましょう。
作り方①万能ネギを切り、えのきをほぐす
万能ネギは小口切り、えのきは根元を切り落とし、ほぐしていきます。
細かく1本1本ほぐすのが、このレシピの一番のポイント。少し面倒ですが、逆に面倒なのはここだけです。
ほぐし終わると想像以上にかさが増えましたが、あっという間に食べられるので心配はいりません。
作り方②えのきを茹でる
水を入れた鍋に出汁パックを入れて、火にかけてください。
沸騰したら、細かくしたえのきを入れて茹でます。本当にサッと茹でる程度で良いようで、志麻さんは、番組内で「1分もいらない」と言っていました。
作り方③もずくを汁ごと入れる
えのきがしんなりしてきたら、めんつゆを加え、もずくを汁ごと入れましょう。今まで、もずくはそのまま食べる以外の使い方をしてこなかったので、ドキドキ!
もずくが温まったら、器に盛り付けて①で切った万能ネギを散らせば完成です。
「え?これだけでいいの?」と拍子抜けするくらい、簡単に出来上がりました。
【実食】罪悪感ゼロの低カロリースープ
たくさんのえのきが入ったスープからは、ふわふわと湯気が立ちのぼります。
暑いと、どうしても冷たいものばかり食べがち。お腹も冷えてしまうので、温かいスープはありがたいです。
スープを口に含むと、とんでもなく出汁が効いています。
出汁パックとめんつゆを使っているおかげで、ダブルのうまみが舌を包み込みました。一緒に食べた家族も「出汁がすごい」と言うほど。
汁ごと使ったもずくの酸味も優しい……。酸っぱすぎずまろやかで、全体の味をさっぱりと仕上げてくれています。
もずくと絡んだえのきは、ツルツルとすすれて、まるで麺!鍋やお味噌汁に使うときは、ここまで細かくしていなかったので、新感覚です。
タサン志麻さんの発想力、えげつない……!
茹で時間が短いことで、シャキシャキっとした食感が残っていて、どんどんすすみます。たっぷり入っていますが、低カロリーなので罪悪感ゼロ。
朝食にもいいし、胃が疲れたときにも活躍してくれそうな味です。
オクラとみょうがで夏らしく
さらに夏っぽくしたいと思い、残ったスープにスライスしたオクラ(分量外)を入れて少し加熱したあと、みょうが(分量外)をトッピングしました。
スープにとろみが付いて、口当たりがいっそうなめらかに。オクラの青々とした風味が、新たな深みを出していて、より豊かな味になりました。
みょうがの爽やかな香りとシャキッとした食感がアクセント。独特の苦味がスープ全体を引き締めて、爽快感を加えます。
めんつゆベースなので、他の具材を入れても大きく味を外しません。
カットしたトマトを入れても合いそうですし、もっとボリュームが欲しい場合は豆腐を入れてもいいでしょう。
お手軽爆速スープで十八番入り
タサン志麻さんの「えのきともずくのスープ」は簡単にできて、いつもと違うスープの味を楽しめました。
変わった材料もなく、お手軽に作れるのもありがたいです。低カロリーで爽やかな味わいがクセになりますよ。