猛暑の中の移動が大変すぎる
ママ友は1番下の子を抱っこしていて大変なので、私が率先して子どもたちを駅まで誘導しました。でも途中でセミの抜け殻やアリに気をとられて足が止まり、なかなか進みません。虫嫌いの娘は逃げ回っていました。
普段は10分ほどの道のりを、30分かけてやっと駅に到着。しかし、ママ友が切符を買うのに手間取ったり、姉妹がトイレに行ったりで電車を逃してしまい、暑い中待つことになったのです。この時点で、既に私の体力は半分ほどに減ってしまいました。
すべて奪っていく姉妹たち
目的地に着き、持参したシャボン玉や暑さ対策の日傘や冷感タオルを使い、水遊びを楽しみました。しかしママ友は暑さ対策グッズを何も持っておらず、私が用意した日傘や冷感タオルは、結局すべてママ友の姉妹たちが使うことになりました。
娘は気にしていないようでしたが、私は日傘もとられてしまいモヤモヤするばかり。それなのにママ友は「ごめんね〜」と言うだけ。一瞬「えっ?」と思いましたが、子どもが3人いて用意も大変だろうし「いいよ〜」と笑顔で対応していました。
食べ物の恨みは恐ろしい!?
1時間ほど遊び、かき氷を買いました。大きめのかき氷なので姉妹たちは3人で1つ、私と娘は2人で1つのかき氷を分け合うことに。姉妹は食欲旺盛なので足りるのかな……と思っていました。
娘は少食なのですぐに残りを私に差し出しました。暑さが限界だった私がありがたく娘の残りを食べようとしたとき、「欲しい!」と姉妹の声が! 仕方なくママ友に「娘の残りをあげてもいい?」と確認すると、「ありがとう」と返されただけでした。暗にOKということだと思い、かき氷を渡すと、姉妹たちは一瞬で平らげてしまいました。私は大人げなくイラッとしてしまい、この後は早く帰りたくて仕方ありませんでした。
いろいろありましたが、ママ友とは今でも仲良くしています。振り返ってみると、あの日は暑さもあって、些細なことにも過敏になっていました。普段なら気にならないようなママ友の無頓着さにも、つい苛立ってしまったのです。子どもたちの元気さや無邪気さに救われながらも、ちょっとした準備や気遣いが、こんなに気分を左右するんだなあと痛感した一日でした。
それ以来、真夏の外遊びは無理せず、おうち遊びや涼しい場所を選ぶようにしています。がんばりすぎず、ほどほどに楽しむくらいがちょうどいいのかもしれません。
著者:著者:堂本ちか/30代女性/2015年1月生まれの娘と2022年11月生まれの息子、年の差きょうだいのママです。お調子者の娘とおバカな息子のかわいさに癒されながら毎日育児奮闘中です!
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)
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