漬けおきして焼くだけの焼き魚レシピ
NHK『きょうの料理』で料理研究家・土井善晴さんが「さばのつけ焼き」のレシピを紹介していました。
さばを漬けおきして焼くだけなので、とってもお手軽!魚料理は面倒というイメージを大きく覆されました。
しかも、密閉式保存袋を使って漬けおきをすれば、洗い物が大幅に増える心配もありません。
土井善晴さん「さばのつけ焼き」の作り方
材料(4人分)
・さば (三枚おろし)…2枚
・みょうがの甘酢漬け (半分に切る)…適量
【A】
・しょうゆ…大さじ4
・酒…大さじ2
・みりん…大さじ2
※最寄りのスーパーには、さばの三枚おろしが売っていなかったため、二枚おろしで作ってみました!
作り方①さばの下準備をする
半身をそれぞれ4等分に切り、皮目に約1cm幅で浅い切り目を入れます。切り目を入れることで、味が馴染みやすくなります。
皮の部分は少しかたいですが、身はやわらかく、包丁が一気に入るので、切り目が深くなりすぎないように注意してくださいね。
筆者は二枚おろしを使用したため、太い骨の部分は切るのが大変かなと思っていましたが、グッと力を入れると意外と簡単に切れました。
作り方②漬け汁を作ってさばを漬けおきにする
【A】の材料を合わせて漬け汁を作り、そこにカットしたさばを入れて、約30分間おいておきます。途中でさばをひっくり返すことで、味が満遍なく馴染みます。
密閉式保存袋で漬けおきをする場合は、しっかり空気を抜いてあげることがポイント。真空に近い状態になり、さば全体が漬け汁に浸ります。
作り方③グリルで焼く
漬け汁からさばを取り出して、水気をきったら、熱した魚焼きグリルへ。
皮目を上にして並べます。こんがりと焼き目をつけるような感じで焼き、途中でひっくり返して中まで火を通します。
自宅の魚焼きグリルは両面焼きタイプだったため、今回はひっくり返さずに焼いてみました。
火加減はレシピに記載がなかったため、両面焼きグリルで下側を中火、上側を弱火で焼きました。
しかし、一気に火が入り、焼きすぎてしまいました。火加減には注意しつつ、目を離さないようにしてくださいね。
【実食】さばと醤油の相性が抜群すぎる!
香ばしい醤油の風味が楽しめる焼き魚になりました!味付けは優しく、とても食べやすかったです。
ご飯と一緒に食べようとすると少し味付けに物足りなさを感じたので、大根おろしと醤油でさっぱり系の味付けをするのがよく合いそう!
しっかり目の味付けがお好みの方や、おつまみとして食べたい場合は、漬け時間を長めにして濃い味付けにするのもおすすめです。
濃いめの味付けにするなら、朝のうちに漬けておき、晩御飯のタイミングに焼くだけでOK。忙しい日の救世主になります。
今回は二枚おろしで作ったこともあり、さばは肉厚で食べ応え抜群!しかし、骨が多かったので、子どもと一緒に食べるなら、やはりレシピ通りの三枚おろしが良さそう。
また、焼きすぎたせいか、少しパサパサとした印象になってしまいました。
特に冷めてしまってからは、パサパサ感がより一層気になるように……。焼きたての状態で食べ切ってしまうと良さそうですね。
さばにもよるかと思いますが、焼きすぎには注意するようにしましょう!
簡単レシピはこの夏活躍
「魚の切り身って購入してもどう調理するべきかわからない」という方にもうってつけのレシピです。
今日のメインディッシュは楽ちんがいいなという時に、ぜひ挑戦してみてくださいね。