義母は私だけに会いたくない…?
義母は仕事をしていることもあって、帰省の際には先に仕事の日程を聞いてから帰ることにしています。娘が2歳のお盆前のこと。いつも通り夫に「お義母さんの予定を聞いておいてね」と頼みました。それから2日後、夫に「いつが休みか聞いてくれた?」と尋ねると「〇日と〇日だって。でも嫁ちゃんは来なくていいよって言ってたよ」と言われます。え!? もちろん義母が会いたいのは孫と息子である夫なのかもしれませんが、私は来なくていいって、もしかして嫌われている!? と不安になりました。「どういうこと? お義母さん怒ってた?」と聞くも「さあ、わからない」と夫はなにも気にしていません。「嫌われたのかな? 怒っているのかな?」と相談するも「え~わかんない、違うんじゃない?」と面倒くさそうな顔で返してきます。義母とはいい関係性を築けていたと思っていた私は少しショックを受けます。直接、義母に電話して聞こうかなとも思いましたが怖くて聞くことができず……。
お盆ギリギリになるまで悩んだ末、夫に「私が行ったらダメってこと? もう一度お義母さんに電話してみてよ」とお願い。夫はダルそうにしながら義母に聞いてくれることに。すると「あー、なんか嫁ちゃんもゆっくり休みたいだろうから来なくていいよって意味らしい。来ても大丈夫だって」とのこと。どうやら義母は私のことを気遣っていてくれただけでした。理由がわかってホッとし、私は義母もに会いたかったので一緒に帰省することに。
帰省の際に義母へ「嫌われちゃったのかと思ってドキドキしちゃいました」と正直に話すと、義母は夫に「あんたが面倒くさがって、嫁ちゃんにちゃんと説明しなかったんでしょ!」と叱ってくれました。義母に注意されて夫はムスッとしていましたが、「お義母さんよく言ってくれた!」と私はスッキリしたのでした。
義母に嫌われたと思っていた数日間はずっとヒヤヒヤドキドキして、生きた心地がしませんでした。相手の行動の理由を決めつけるのではなく、夫にはきちんと理由を教えてもらうようにお願いをしたり、ときには素直に相手に聞いてみたりすると思い悩まずに済むこともあると実感した出来事です。
著者:富安千秋/20代・ママライター。3歳の女の子と夫との3人暮らし。平日はワンオペ育児なのも相まって、食べむらが激しい娘との食事はいつもヘトヘト。
作画:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)