夫が私の掃除や家事に文句を言うようになった原因は、義母だったのです。
義母からの嫌がらせ
結婚してから、義母は私たちの家を頻繁にアポなしで訪れるようになり、私の料理や掃除に難癖をつけてくるのです。
夫も母親の意見に同調し、「料理も下手だし、ダメ嫁だな。母さんを見習えよ!」と非難してきます。結婚したばかりなので我慢しようと思いましたが、あまりの言いように離婚を考え始めました。
我慢の限界がきた妻は
翌週も義母が突然家に来て、私たちが食べている料理を横からつまみ食いし、「味が全然ない! もっとデキの良い嫁をもらったらどう?」と夫に笑いながら言いました。夫は「さすが母さん、分かってる!」と応じます。
私はそんな状況を変えるため、ある計画を立てました。
計画を実行にうつす時
週末、予想通り義母がアポなしで訪問してきて、リビングでダラダラと勝手にくつろぎ始めました。そのとき、インターホンが鳴りました。玄関の外には私の両親が立っています。
両親はレストランを経営しており、父はシェフです。
「いつも娘の料理がマズイと言っているそうですね? そんなに言うならあなたはさぞ料理がお上手なんでしょう。娘の料理とどちらがおいしいか比べてみようじゃないか!」と言い、料理の材料を持ってきました。実はこれが、私が仕組んだ計画でした。
妻と義母が料理対決!結果は?
私と義母はそれぞれオムライスを作り、夫と両親が試食することになりました。もちろん、目隠しをして、どちらが作ったか分からないようにしています。
義母のオムライスを食べた途端、夫と両親は「うわ、しょっぱい! 食べられない!」と水を大量に飲み始めました。結果は満場一致で私のオムライスがおいしいということになりました。
私は長年調理師として働いていたので、料理の腕には自信があったのです。義母は自分の料理下手を棚に上げ、嫁を責めていたことがバレてしまい、気まずそうにしています。
新たな人生の始まり
私はこれまで義母や夫に言われた辛辣な言葉を録音していました。それを両親の前で再生すると、両親は義母と夫に激怒! 義母と夫はばつが悪そうに「すみませんでした……」と小さく言うだけ。私は夫に慰謝料をもらって離婚することにしました。
私は実家に戻り、やさしい両親と和やかに暮らしています。結婚した途端に豹変した元夫と義母に振り回され、つらい時期もありましたが、これからは親孝行をして、新たな人生を送ろうと思います。
【取材時期:2024年8月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。