お下がりに執着した結果…
わが家は年子の男児です。ほぼ双子のような身長差だったこともあり、洋服は同じものを2人分購入していました。そして、サイズアウトしたものは妹の子どもに渡していました。
2人分購入していることに目を付けたのが、同じ社宅に住んでいるクレクレママことMママ。「その洋服、かわいいなぁ。お下がりに欲しいなぁ」と事あるごとに言ってきました。Mママの子どもは次男より1歳下で、常に誰かのお古を着ていました。
見覚えのある洋服が多かったのは、社宅のママたちがMママのおねだりに屈して奪われたものばかりだったからです。私は「これは母からのプレゼントで、妹のところに回す約束してるから!」と拒否。裏で散々「ケチ」と言われていたようで、付き合いを断ちました。
その後、社宅に引っ越してきてほどないSママに執着したことで事態は一変。Sママの息子くんの服に執着したMママでしたが、Sママの夫がMママの夫の上司だったことから職場で大問題に。Sママの夫に叱責されたMママの夫は、初めて妻の悪行を知ることになり……。大恥をかいたと離婚騒動に発展。M家は社宅から出ていきました。
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クレクレママの遠慮のない態度に飲み込まれそうになりますが、イヤなときはきっぱり断ることも大切。引っ越していったMママですが、自分の言動を反省しているといいですね。
著者:高桜けいこ/40代 女性・パート。年子男児のママ。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)