祖母からのメールにショック
そんな矢先、遠方に住んでいる私の実の祖母から久しぶりに連絡があったので、最近赤ちゃんの性別が分かったことを報告しました。祖母も女の子だということを喜んでくれており、電話の向こうから聞こえる明るい声に、私は安堵していました。そして、無事に母子ともに健康に出産を終えることが出来、ホッと一安心。しかし、病院から退院する前日に祖母からメールが来たのです。「出産おめでとうございます。女の子の名前ですが、"◯◯"か”◯◯◯”でどうでしょうか?」その文章を見たときには、「えっ?何を言っているの?」と困惑。頼んでもいないのに、名付けを勝手に考えている実の祖母に産後すぐの私は精神的に不安定だったこともあり、ショックを受けました。その後、私は「名前は私たち夫婦からの初めてのプレゼントなので、自分たちで考えます。」と絵文字なしの文章で返信をしました。
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後日、この話を私の母に伝えると、「どうしてこのようなメッセージを送ったのか。」と、私の代わりにやんわりと祖母に聞いてくれました。祖母自分は男の子しか授かれなかったので、女の子の名前を考えることに憧れており、孫だったら意見を聞き入れてくれると思った。と話していたのだそうです。この話を聞き、「第2子のときは、生まれるまで性別を伝えることはやめよう。」決心しました
著者:金子ひかり/20代女性・主婦。2歳の女の子と生後1カ月の男の子を育てている母。産後ダイエットに奮闘している20代。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)