義妹の言動がエスカレート
私に対し、買い物や私的な用事を押し付けるようになった義妹。それもすべて命令口調です。こちらも仕事があると断っても、「何のための同居? 家にいて暇なんだよね? 私はバリキャリなんだから、お義姉さんがやってよ」と横暴な態度は変わりません。
反論してもめるより、さっさと済ませたほうがこちらもラクだと思い、バッグや衣類を代わりに買って来たこともたびたび。しかし、立て替え分は一向に返済されません。
おまけに、せっかく私が用意した料理はカロリーが高すぎるだの、引きこもりで女として終わっているだの、何かと文句ばかりです。挙句には、「お兄ちゃんがあんたと結婚したのだって、家政婦が欲しかったから。私たちに捨てられたくなかったら、おとなしく言うことを聞いて」とまで……。
あまりの言動に、私はついに心を決めました。そして準備が整ったある朝、荷物をまとめ、誰にも何も言わずにこの家を出たのです。
チャンスは今!
その夜。何も知らない義妹から、ホテルにいた私にメッセージが届きました。
「ちょっと〜ご飯まだ?」
「我が家の家政婦のお義姉さんはしっかり働いてよね!」
「申し訳ありません」
「家政婦はクビになりました」
そこで私はこう返信したのです。「クビになったというか、辞職ね。夫の不倫がはっきりし、証拠も取れたので離婚するから、もうその家には戻らない」
困るのはどっち?
「天涯孤独のフリーランス女なら、行くところがないから家政婦扱いしても平気だと思った?」
不倫夫に加えて、人を見下してばかりの横暴義妹。義母だって、いくら世話をしても感謝の言葉1つもありません。
「そんなあなたたちと、どうして今まで同居を続けていたかって? 不倫の証拠集めの間、家賃を浮かせて貯蓄に回すためよ。私、在宅ワークだけど、大手企業の会社員さんに負けないくらいの稼ぎはあるわ。無駄づかいする時間すらなかったから、おかげで結構な額がたまっています」
こうして、私は義実家を捨てました。まともに家事すらできない義妹は、義母の介護と、慰謝料の支払いに追われる元夫、さらには押しかけてきた浮気相手との同居に疲れ果て、荒れ果てた家の中で見るもあわれな姿になっているようです。
一方の私は、久しぶりの独身生活をのんびり満喫中。つらかった記憶は残っていますが、もう過去のこと。これからは自分の人生のために、時間やお金を使うつもりです。
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実は、義実家を出るタイミングを見計らっていたのですね。黙って「家政婦扱い」に甘んじていたわけではなかったのです。元夫も義妹も自業自得の結末となり、まさにスカッとする展開ですね。
【取材時期:2024年7月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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