口内の内頬を奥歯でかむ癖に悩む
自分では目立った癖はあまりないと思っていましたが、口の中の内頬のあたりを奥歯でかむ癖があることに気が付きました。
仕事中や人前では癖が出ることはありませんが、家の中で考え事をしたりテレビを見たりしているときなどは、無意識に内頬をかんでいるようで、家族から指摘されることも時々ありました。内頬を奥歯でかんでいるときは、ひょっとこのお面のような顔になっていると言われましたが、他人の前でかみ癖が出ることはないため、そこまで気にしていませんでした。
しかし、子どもが生まれ成長してから、子どもに「ママ、口をガジガジしているときにお顔が変!」と言われることが増え、子どもが私のまねをするようになりました。今は子どもも冗談でやっているけれど、子どもにこのかみ癖がついてしまったらどうしよう、自分自身も無意識に出るかみ癖が家の外でも出てしまったらどうしよう、と悩むようになりました。
内頬のかみ癖の原因は
内頬を奥歯でかむ癖を改善したいと次第に思うようになり、私は早速ネットで「内頬 かみ癖」というワードで調べてみました。内頬をかんでしまう原因として、よく目についたのがストレスによるもの。
しかし、自分自身が楽観的な性格であり、仕事や私生活でもイライラして内頬をかんでしまうほどストレスがたまる環境とも思えなかったため、他の原因についても調べてみました。すると、歯ぎしりなどによって起こるかみ癖もあることを知ったのです。
ちょうど数日後に虫歯治療で歯医者の予約を入れていたため、かみ癖についても相談してみました。すると、歯科衛生士から、奥歯に当たる内頬の肉がポツっと突出しているところがあると言われたのです。内頬肉の突出した部分は、寝ている間に歯ぎしりをして奥歯が内頬に擦れることが原因でできたものとのこと。起きているときに突出した部分を舌で触っているうちに違和感を覚えて、奥歯でかんでしまうのかもしれない、と説明されました。
その後、歯科医からは、歯ぎしりを完全に治すのは難しいが、就寝中にマウスピースを着けることで改善され、内頬肉の荒れや突出がかなり抑えられ、口の中の違和感もだいぶ減るという説明を受け、マウスピースを作ることにしました。
マウスピースで歯ぎしりを改善
マウスピースは、歯の型を取って自分のかみ合わせに合ったものを作成してもらえました。保険適用だったため、4,000円程度で済み、装着時もほとんど違和感を感じません。
着け始めて1週間後、たしかに内頬のポツポツしたものや奥歯に当たる部分の荒れなどがなくなったことに気が付きました。マウスピースで歯ぎしりをかなり抑えられていることを実感! そして、内頬に違和感がないため、舌で内頬を触ることもかなり減ったことに気が付いたのです。
子どもからも「ママ、最近変な顔しないね」と言われるようになり、マウスピースでの改善により、10日ほどでこのかみ癖が解消! 歯医者でも、以前は目に付いた内頬の荒れがきれいになっていると言われ、マウスピースの成果に驚きました。その後も何度かマウスピースを作り直していますが、着けて寝ることにもすっかり慣れました。
まとめ
長年悩んでいた内頬のかみ癖は、歯ぎしりが原因だったということがわかり、マウスピースを着けることでかみ癖を改善することができました。もっと早く行動していたら、かみ癖も早く治せたのでは、と少し後悔があります。でも、癖を治したいと行動して本当によかったと思えた体験でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:江口 りん子/40代女性・1児の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
イラスト/もふたむ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
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