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「大丈夫だって〜」いいパパに見られたいイクメンもどき夫→子どもを雑に抱っこして自ら最悪パパに?!

子どもがまだ1歳になっていないときのことです。子育てにまったく関与してこなかった夫は、外でだけイクメンぶっていたのですが……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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自分のことしか考えていない夫

ある日3人で出かけていたとき、夫が急に使ったこともない抱っこひもを使いたがりました。夫に抱っこひもを渡すと、なんと夫は、腰のベルトをつけるのが面倒だと言って、抱っこひもを正しく使わず、子どもを抱っこしたのです。

 

正しく抱っこひもをするよう何度お願いしても、「大丈夫」と言って夫はまったく聞いてくれず、私は不安でずっと子どもを支えながら歩いていました。いいパパに見られたいがために子どもを抱っこしているようにしか思えず、モヤモヤしてしました。

 

 

そんな状態で赤ちゃん用品店を見ていたとき、商品を取るため一瞬、私は子どもを支えていた手を離してしまい、子どもが落ちそうになりました。すぐに支えたので、実際に落ちることはありませんでしたが、それでも夫は腰ベルトをつけず「心配しすぎ、落ちるわけないから」と言ったのです……。

 

これでは子どもを守ることができないと思っていると、そこの店員さんが夫に向かって真顔で「腰ベルトしないと落ちます。当たり前です」と言ってくれました。夫も第三者にはっきり言われたことで危険性に気づき反省した様子で、それからは正しく抱っこひもを装着するようになりました。私もその日からは、子どもを守るために夫に言い負けず、しっかり注意するようにしています。

 

抱っこひもから乳幼児が転落する事故は実際に発生しています。生後12カ月未満の子どもに多く、特に生後4カ月以下では入院を必要とする重症事故が多く発生しています。抱っこひもをしたまま前にかがむときは、子どもを必ず手で支えるようにしましょう。また、使用する際は、ひもの緩みやバックル類の留め忘れがないかなどを必ず確認しましょう。

赤ちゃんを事故や怪我から守るためにも、取扱説明書をよく読み、正しい使い方をすることが大切です。

 

 

著者:田中 有紀/30代・女性・パート。男の子を育てる母。趣味は読書。

イラスト:きょこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)

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