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「残されたメモを見て涙があふれ…」一緒にいることしかできなかった祖父との最期の時間【体験談】

祖父の病気をきっかけに、週1回祖父の自宅を訪れるようになった私。そこで過ごした祖父との時間を通して感じたこととは――。

祖父の世話をするために

私の祖父の認知症が進み、家族で1カ月に数回ずつ夜間の世話をすることになりました。祖父は体がだんだん弱ってきて、元気もなくなってきました。私は祖父の家の近くに住んでいたので、週に1回ほど祖父の自宅を訪れていました。

 

一緒にいる時間

特にやることはなかったのですが、ひたすら祖父の様子を観察していました。「もう、長くはないんだな」と思っていましたが、病気などで入院しているわけではないので、「一緒にいられただけでよかった」と思いました。祖父は、それから数年して亡くなりました。

 

 

祖父が残したメモに涙

私の祖父は口数は少なかったけれど、私たちへの思いをたくさんメモに残していました。亡くなった後にそのメモ帳が出てきて、自分が老いてだんだん体が言うことを聞かなくなってきたことや、残された家族への感謝の気持ちなどが書かれていて、それを読んだ私は涙が溢れて止まりませんでした。

 

まとめ

家族の介護は、特別なことをしなくても一緒にいるだけでも、ちゃんと意味があり相手に伝わるものだと信じています。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:木葉なると/50代女性・主婦。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)

 

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