え?注意しないの…?
すると同年齢くらいの子が、息子のベビーウォーカーに興味津々で、触りに来ました。最初は微笑ましく見ていましたが、息子が遊具で遊んでいる隙に、なんと息子のベビーウォーカーに乗っていました。その子のママは、特に注意することもなく穏やかな顔でその子を眺めているだけです。私は驚きすぎて何も言えず、思わず顔が引きつってしまいました。
一緒に公園に来ていた夫に事情を説明しました。夫もあっけにとられていましたが、大きめの声で「車はどうしたの?」など言ってくれて、その子のママが返しに来ました。こういう場面にあまり遭遇したことはありませんでしたが、注意しない親もいるんだなと思いました。
◇ ◇ ◇
公園など、子どもたちが集まる場所ではあることかもしれませんね。この場合、勝手に触ったしまった子どもの親は「遊びたかったんだね」と共感をしてあげ、その上で「でも、これはお友達のだから返そうね」、などお友だち遊び遊びのルールを教えてあげることが大切です。また、遊び方についてもルールを教えてあげると良いでしょう。
親が気づいたときに「すみません」や「ありがとう」のひとことがあるだけで気持ちがいいですよね。子どもが小さいとお友達のおもちゃに手を出してしまうことはあるかもしれませんが、そのときはおもちゃの持ち主にひと言声をかけると良いかもしれませんね。
著者:河村夏子/30代女性・主婦。病院勤務のワーママ。1歳と4歳の2児の母。毎日寝落ちして、早寝早起きの日々。
イラスト:犬野ぽよ彦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)