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「えっ…やめてください!」早朝、体調を崩した息子の看病にきた義母→手渡したお見舞いに驚愕!戸惑ったその理由とは

4歳の長男が体調を崩したときに、義母に子どもの面倒をお願いして仕事に行くことがありました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

管理栄養士堤ちはる
相模女子大学 栄養科学部 教授

相模女子大学栄養科学部教授。保健学博士。管理栄養士。日本女子大学大学院家政学研究科修士課程修了、東京大学大学院医学系研究科保健学専門課程修士・博士課程修了後、青葉学園短期大学専任講師、助教授、日本子ども家庭総合研究所母子保健研究部栄養担当部長を経て、現職。調理学、母子栄養学、食育関連分野を 専門とし、妊産婦・乳幼児期の食育に関する研究や、講演会・研修会などの講師を務める。厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」改定に関する研究会委員。
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朝からお菓子はやめて!!

朝の9時から「お菓子持ってきたよー」と声をかけ、グミや飴を取り出し、子どもにあげていました。私は朝からお菓子を食べさせるのも、グミや飴など喉に詰まる可能性がある物を平気であげることに抵抗がありました。。「それまだ難しいかも……」とやんわり断るのですが、「いや、大丈夫よ。うちに来てたときも食べてたよ。飴を口に入れた瞬間、噛んでたし」と言うのです。義母の行動にモヤモヤしてしまいました。

 

私に孫ができたときには、食べても大丈夫かどうか確認してからあげたいと思っています。

 

◇ ◇ ◇

 

朝から子どもに飴やグミなどを与えるのは抵抗がありますよね。特に、体調が悪いときは、普段は食べられる物でも誤嚥してしまうかもと不安になることがあります。 固い物がしっかりと噛みきれず、丸呑みしてしまう可能性があるため、弾力があり噛み切るのが難しいグミは4歳以上、固くつるんとしていて飲み込んでしまいやすい飴は5歳以上を目安にします。

 

なお、グミは4歳以上なら安心して与えられるというわけではなく、しっかりと咀嚼できるかを確認することが大切です。また、飴は噛んだり飲み込んだりしないで、なめて食べさせるようにします。いずれも大人が見守っている環境で食べさせるようにしてくださいね。

 

もしお子さんが喉に物を詰まらせてしまったら、すぐに119番通報をし、以下の応急処置をおこなってください。

 

 

<1歳以上の子どもの場合> 腹部突き上げ法(ハイムリッヒ法・ハイムリック法)をおこないます。

 

①子どもの背中側から救護者の両手を回す

②みぞおちの前で両手を組み、勢い良く両手を絞ってぎゅっと押す

 

<1歳未満の乳児の場合>

①救護者が膝を曲げ(もしくは椅子に座り)、太ももの上に子どもをうつ伏せに抱きあげる

②子どもの背中の、肩甲骨の間のあたりを手のひらで5~6回強く叩き、詰まった食品を吐き出させる(背部叩打法)。

それでも窒息が解除できない場合や意識がない場合には……

③子どもをあお向けに寝かせ、心肺蘇生と同じように、左右の乳頭を結んだ線の中央で、少し足側を指2本で押す。

 

 

※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通る物)は誤飲するおそれがあるため、 赤ちゃんや小さな子どもに渡さない、手の届くところに置かないということも心がけましょう。小さな子は口いっぱいに食べ物を詰め込むこともあるので、食事やおやつのときは子どもから目を離さないようにしてくださいね。

 

 

著者:佐藤ひまり/20代女性・主婦。4歳と1歳の男の子ママ。飲食パート。在宅ワーク勉強中。

イラスト:いずのすずみ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)

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