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里帰り中「エリートの彼もらった♡」と堂々の略奪連絡→私「彼の手取り15万だけど?」真実を知った女と夫の末路は…

出産のため、里帰りをしていた私。実家でのんびり過ごしていると、夫の幼なじみを名乗る女性から、突然電話がありました……。

夫の幼なじみを名乗る女性から、いきなり「この泥棒猫!」と言われて面食らってしまった私。どうやらその女性は前々から夫に気があったようなのです……。

 

夫の幼なじみからの突然の電話

その女性は仕事で海外に行っていて、夫が私と結婚したことをつい最近知ったそう。

 

ものすごい剣幕で「保育園のころからずっと仲良くて、結婚の約束してたんだから!」「帰国したらすぐに結婚しようと思ってたのに!」と怒鳴られましたが、お付き合いらしいお付き合いはしてなかったそうです。

 

「どうせ、エリートの彼の稼ぎが目当てで結婚を迫ったんでしょ?」「あんたが突然現れて私から彼を横取りしたのよ!私と彼の幸せな未来を奪ったこと、絶対に許さないんだから!」

 

さらに、彼女は「実は、今日帰国したの」「彼の結婚を聞いたら、いてもたってもいられなくて……だから今からあんたたちの家に行くからね!」と続けました。

 

「結婚直後から彼の稼ぎに甘えて新築の家を建てるなんて……」「どんな女と結婚して、どんな家を建てたのか見てやろうじゃないの」と彼女。熱く語る彼女に、「すみません……私、里帰り出産のために実家にいるんです」「なので、家にはいません」と正直に話した私。

 

すると、彼女は「ふーん、つまりはしばらくはこっちにいないってわけね!」「いいこと聞いたわ!」と言って一方的に電話を切ってしまったのです。

 

 

 

夫の言い分

幼なじみを名乗る女性からの連絡で不安になった私は、電話で夫にそのことを話しました。

 

「え!?あいつ日本に戻って来てるの?なら久しぶりに会いたいなぁ~!」「俺はあいつをそんなふうに見たことないし、もともと家族ぐるみの付き合いだし」と夫。

 

私の不安をよそに、2人で飲みに行きたいなどと言っていました。

 

「向こうがあなたに好意を持ってる時点で、2人きりで会うのはよくないと思う……」と言うと、「はぁ?俺に信用がないってこと?」「そんなこと言うんだったら里帰りしてんじゃねーよ」と夫。

 

 

初めての妊娠でつわりがひどく、ごはんも作れずに一日中横になっていた私。「いっそ里帰りでもして俺の視界に怠惰な姿が入らないようにしろ!」と夫から激しく責め立てられたので、私は里帰りすることになったのです。

 

そのことを言うと、「あ、いや……そのころはほら、上司といろいろと揉めててさ、八つ当たりしちゃったっていうか……」「まさか本当にそれで里帰りするとは思わなかったんだ」と夫。

 

「あいつとは2人きりでは会わないようにするよ」「妊娠中の奥さんに心配をかけるようなことはしちゃだめだよな」と言ってくれたので、ようやく私も安心できました。

 

 

 

失礼ですね、純愛ですよ?

翌朝――。

 

また夫の幼なじみを名乗る女性から連絡が。

 

「ついに私たち結ばれたのよ!」

 

その言葉に私は愕然としました。つい昨日、夫はその女性とは会わないと約束してくれたばかりだったのに……。しかも、その女性は夫と2人で、私たちの新居にいるそうなのです。

 

「どうせあんたはエリートの彼の金目当てでしょ?」

「昔から知ってる幼馴染の私達は純愛だから違うのよ♡」

「彼は手取り15万だけど…」

「え?」

 

 

 

その女性にも、約束を破った夫にも、呆れ果ててしまった私。「もう離婚します」「彼の手取りは15万ですが、純愛なら乗り越えられますよね!」と言っておきました。

 

すると、「彼が手取り15万円なわけないじゃない!」「大企業勤めで、将来を約束されてるエリートで、年収1000万円って聞いてるわよ!?」と女性。

 

夫は普通の会社員なのですが、周りには大企業勤めだと見栄を張っていました。しかも、真実を知っている私には厳重に口止めをしたうえで。

 

「でも、それが本当だったら家なんて建てられないじゃない!」と叫んだ女性。「私の稼ぎが彼の5倍以上あるんですよ」と言うと、また悲鳴をあげました。

 

「どうしても彼が欲しいっていうから、私名義でローンを組んで、家を建てたんです」「手取り15万円の彼との生活は厳しいと思いますが、でも海外赴任するくらいのあなたならきっと大丈夫ですよね!」

 

すると、その女性はすっかり落ち込んだ声で、「全然大丈夫じゃないわよ……」と言い出しました。

 

 

「私、本当はワーキングホリデーで海外に行ってただけだし……」「貯金も0円だし……」「英語もできなくて、心が折れちゃって帰って来ただけだもん……」

 

夫と同じく、見栄を張っていただけの女性。ますますお似合いだと思った私は、「でも、純愛なんでしょう?」「本妻の私という障害を乗り越えられたんだから、きっと大丈夫ですよ~!」と伝えました。

 

その後――。

 

私は弁護士さんの力を借りて、夫と離婚し、両親のサポートを受けて無事出産しました。一応、出産したことは夫に報告をしました。すると、元夫は例の幼なじみの女性と籍を入れたと言うではありませんか。しかし、どうやら幼なじみの女性とでは、生活が苦しかったようです。私に慰謝料や養育費を支払う立場でありながら、お金を貸してほしいと泣きついてきたので、丁重にお断りしました。

 

 

今は子どものお世話に追われて寝不足の毎日ですが、かわいいわが子の寝顔を見ると、頑張ろうという気持ちになります。育休を終えたら仕事に復帰する予定ですが、引き続き両親のサポートを受けながら、仕事と育児、ほどほどに頑張っていこうと思っています。

【取材時期:2024年8月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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