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妹「お姉ちゃんの彼氏ちょうだい♡」DQN両親「妹にあげなさい!」→会社を巻き込む大騒動に発展して…

結婚あいさつのため、私の実家へ行くことになった私たち。しかし、正直に言うとあまり気が乗りません。なぜかというと、私の両親はいわゆる「クレクレ女」である妹のことを溺愛しているからです。すると当日、嫌な予感は的中して……。

妹「お姉ちゃんの彼氏ちょうだい♡」DQN両親「妹にあげなさい!」→会社を巻き込む大騒動に発展して…

 

結婚あいさつが憂うつな理由

私は30歳の会社員。同じ会社に勤める彼氏と同棲中で、彼とは来年に結婚する予定です。すでに彼の家族にはあいさつを済ませているため、あとは私の家族にあいさつするのみという状況です。

 

しかし……正直、気が乗りません。というのも、私には25歳になる妹がいるのですが、両親が妹のことを溺愛していて、これまで私はいろいろなことを我慢してきたからです。クレクレ女である妹が私のお気に入りの服やバッグを欲しがったときも、両親は制止せず、むしろ「お姉ちゃんなんだから渡しなさい」と言われることがほとんどでした。

 

そのため、私はひとり暮らしを始めてから、実家にあまり寄りつきませんでした。ただ、さすがに結婚のあいさつくらいはしておくべきだと思い、彼と共に実家を訪れることにしたのです。

 

嫌な予感が見事に的中して…

事前に結婚のあいさつに行くと伝えていたからか、実家へ着くと両親だけでなく妹もリビングに待機していました。すると、妹が私のバッグを見た瞬間、「そのバッグいいなぁ〜」と言ってきたのです! 両親は「あげなさい」と言ってきて、私は対応に困ってしまいました。

 

そんななか、彼氏は話題を変えようとしてくれました。自己紹介を済ませてから「結婚を認めてください!」と本題に入ってくれたのです。その瞬間、家族の視線が一気に彼へと注がれたのですが……ふと妹を見ると、ポケーッと頬を赤らめています。どうやら、妹は彼にひと目惚れしたよう。そして、妹は私のほうを向き、「お姉ちゃんの婚約者ちょうだい♡」と言ってきたのです! 両親はいつでも妹の味方なので、「たしかに妹ちゃんのほうがお似合いかもねw2人の結婚なら大賛成だわ」などと言い出しました。

 

そんな家族の様子に、彼はドン引きしたよう。ただ、すぐにキリッとした表情になって「あの……彼女はとても聡明でやさしくて、僕には釣り合わないくらい素敵な女性だと思います」と私をかばってくれました。そして、「あいさつはまた日を改めます」と両親に告げ、私の腕を引っ張って「今日は帰ろう」と言ってくれ、私たちは実家をあとにしたのでした。

 

まさかの会社訪問!?

その日の夜。私のもとに両親と妹からメッセージや電話がたくさん届きました。その内容は「彼を妹ちゃんにあげなさい」「私のほうが彼にふさわしいわ」というものばかり。内容に飽き飽きして、これ以上この人たちと関わってはいけないと思った私は、彼らの電話番号をすべて着信拒否し、SNSでも彼らの連絡先をブロックしました。彼らとこれまで以上に距離を置くことにしたのです。

 

しかし数日後、思いがけない出来事が……! なんと私が働く会社に3人がやってきたのです! 私と彼が同じ会社で働いていると知っている3人は、彼を探しに来たようでした。そのとき、私の隣にいた女性社員が彼の妹だと知らなかった妹は、彼の妹にも「まさかあんたも彼のこと狙ってるんじゃないでしょうね!」と突っかかってきました。

 

一方、私からすでに事情を聞いていた彼の妹は、今の状況をすぐに理解。「え、まさかあなたも彼を狙ってるの?」と、驚くような発言をしたのです。自身が彼の妹であることを隠し、妹の話にあえて乗っかったようで……。

 

妹が大暴走し始めて…

3人と彼の妹が言い争いをしていると、そこに彼が姿を現しました。彼と彼の妹がハグをしたとき、私の家族は「あなたたちどういう関係なのよ!」と全員激怒。ますますその場が修羅場と化していきます。

 

そのうち、私の両親が我慢の限界を迎えたようで、大事な娘に釣り合わないと思ったのか「こんな男はやめておけ!」と、私の妹を説得し始めました。けれども妹は「嫌よ!」と反論します。なんと彼女はこれまで、大切なものを奪われた私の悔しそうな顔を見るのを楽しんでいたらしく、今回も絶対に私の婚約者を手に入れたいと思っていたとのこと。さらには、私が先に結婚するのが許せないようです。

 

妹の暴走はここで止まりませんでした……。「彼が私と結婚してくれないなら、お姉ちゃんたちの結婚もめちゃくちゃにしてやる」と言い出したのです!

 

彼の家族と共闘した結果…

その後、妹は「会社の人たちに、彼が私と浮気してるって噂を流しちゃお〜♪」と言いながら、オフィスのほうへ走っていってしまいました。仕方なく、その場にいた私たちは彼女を追いかけることに。しかし間に合わず、彼女はオフィスのドアを勢いよく開けて、その場にいた人たちに彼が浮気をしているという嘘を伝えたのです。

 

ただ、その場にいた人たちは全員無反応……。それもそのはず、彼らも私の家族のことをすでに知っていたのです。実は私が働く会社は彼の家族が経営していて、その場で働く全員が彼の身内なのです!

 

事態を悟った私の両親は、私に毒舌を吐きつつ、私の妹を連れてその場から去ろうとしました。しかし、ここで登場した彼の両親がそれを許しませんでした。「あんたらも親なら、娘が間違っていることを言ったら叱ってやんのが役目ってもんだろう!」と、私の代わりに喝を入れてくれたのです。

 

その後、社員のひとりが「これ以上迷惑をかけるなら警察を呼びますよ!」と警告したことで、両親と妹はドタバタとオフィスを出ていきました。この一件以降、3人とは関わることがいっさいなくなり、無事に彼と結婚することができて、幸せな生活を送っています♪

 

【取材時期:2024年8月】

 

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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