鮮度の悪いNGぶどうの特徴
果物には収穫後に追熟するものと、しないものがあります。追熟する果物の収穫したては甘みが足りなかったり、食感が硬かったりするので、鮮度の良いものを選べば良いというわけではありません。
ただし、ぶどうは追熟しない果物なので、できるだけ鮮度の良いものを選んだ方が良いんです。 それでは鮮度の悪いぶどうの特徴を紹介していきます。
NGぶどう①皮にシワがある
鮮度の良いぶどうを選ぶなら、最初に皮のハリに注目しましょう。
ぶどうは水分量が多い果物なので、収穫から時間が経って鮮度が落ちると、水分が抜けて皮にシワがでてきます。
上の画像のように、皮にハリのあるものを選びましょう。
たまに、「ぶどうは、皮に艶もあった方が良い」という話も聞きますが、それは間違い!ぶどうは皮に艶がない方が良いんです。
というのも、鮮度が良く甘いぶどうの皮には下の画像のようにブルームと呼ばれる白い粉がついているので、艶はありません。
皮に白い粉がついていて、ハリのあるぶどうを選ぶと、鮮度が良いものを食べることができるというわけです。
NGぶどう②房から実がはずれてしまっている
次にぶどうのパック裏側にも注目してください。
裏側に果汁がついているものは、実が潰れていたり、房から実がはずれていたりする可能性が高いんです。
ぶどうは収穫から時間が経ちすぎたり、店員やお客さんに雑に扱われたりすると実が潰れることや、房から実がはずれてしまうことがあるのです。
まだ食べることはできるので見切りで購入するのは良いですが、定価でこのようなぶどうを購入するのは避けましょう。
ぶどうは桃ほどデリケートな果物ではありませんが、裏側をチェックする時は、実が潰れないよう優しく裏返して確認してくださいね。
NGぶどう③軸が茶色、もしくは黒い
最後にぶどうの軸の色をチェックしましょう。 収穫したばかりのぶどうは上の画像のように軸が青々としていますが、時間が経つと下の画像のように枯れたり、黒ずんできたりするんです。
ぶどうは収穫後に追熟する果物ではないため、収穫のタイミングでおいしさが決まります。
収穫から時間が経つほど、鮮度が落ちて食味も悪くなる一方なので、軸が綺麗な鮮度の良いものを選んだ方が良いというわけです。
テツさんおすすめ!ぶどうの品種3選
私が今おすすめしたいぶどうの品種は「シャインマスカット」「クイーンルージュ」「ナガノパープル」です。
それぞれ種無しで皮ごと食べられるぶどうですが、シャインマスカットは緑色、クイーンルージュは赤色、ナガノパープルは紫色をしています。
食べやすいだけでなく、甘み、果汁ともにどれも素晴らしいぶどうなので、食べたことがない品種がある方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
鮮度の悪いNGぶどうの特徴まとめ
今回は「新鮮でおいしいぶどうの選び方」を紹介しました。
ぜひ今回紹介した方法を使って、今が旬のぶどうをたくさん食べていただけると嬉しいです。