おなかの調子が悪い僕
20代前半のころに付き合っていた女性との話です。ある日のデートで、僕たちは横浜に中華を食べに行きました。しかし、僕はあまりおなかの調子がよくなく、「トイレに行ってくる」と何度も席を外してお手洗いに。
最初は「大丈夫？」と心配してくれた彼女ですが、帰り際になるとあまりしゃべらず不機嫌そうな態度になってしまい、僕が「どうしたの？」と聞くと、「浮気してるでしょ！」と言い出したのです。
彼女を納得させたものの…
僕は慌てておなかの調子が悪いから頻繁にお手洗いに行っていただけだと釈明したのですが、彼女は「トイレの中でほかの女の子にメッセージを送っていた」のだと聞く耳を持ってくれません。
結局、僕がスマホのメッセージ画面を見せることで彼女は納得。ただ、ひたすら浮気を疑ってくる様子に若干引いてしまい、この先彼女とやっていけるのか不安になったのでした。
実は彼女が！？
それでも、彼女のことが好きだったので、なるべくデート中は彼女をひとりにさせないなど浮気だと疑われるような行為をしないように意識していました。
しかし、そんな中で程なくして、逆に彼女の浮気が発覚！ 「僕の浮気をあれほど疑ったのは自分がしているからだったのかもしれない……」と、悲しくも腑に落ちた出来事でした。
著者：山田朗太／30代男性・都内のIT企業に勤務。趣味は野球観戦、ギター演奏、本を読むこと。
イラスト：もふたむ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年7月）
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