安い輸入肉でも♡絶品さっぱり中華に大変身
今回作るのは、NHK『きょうの料理』で料理研究家・大原千鶴さんが紹介した「酢鶏」です。
鶏もも肉は輸入肉だと激安で売られていることも多いので、鶏肉レシピのレパートリーが増えると献立の幅が広がりますよね。
今回は酢鶏ということで、スーパーで1枚250円でゲットした激安鶏もも肉を使って作ります♡
大原千鶴さんが紹介した「酢鶏」は、材料に「新しょうがの甘酢漬け」を使用するところがポイント!
新しょうがの甘酢漬けは普段そのまま食べることがほとんどで、調理に使う発想はこのレシピを知るまでなかったので、かなり気になるテクニックですよ♪
大原千鶴さん「酢鶏」の作り方
材料(2人分)
・鶏もも肉・・・1枚 (300g)
・新しょうがの甘酢漬け・・・30g
・玉ねぎ・・・1個
・ピーマン・・・2個
・ミニトマト・・・150g
・塩・・・少々
・こしょう・・・少々
・片栗粉・・・適量
・ごま油・・・大さじ2
【A】
・新しょうがの甘酢漬けの漬け汁・・・大さじ1
・うす口しょうゆ・・・大さじ1
「新しょうがの甘酢漬け」の材料(作りやすい分量)
・新しょうが・・・300g
・米酢・・・90ml
・砂糖・・・大さじ4
・塩・・・小さじ2
※本来のレシピでは「新しょうがの甘酢漬け」も作りますが、今回筆者は自宅にあったものを使用しました。
〈下準備〉新しょうがの甘酢漬けを作る
「新しょうがの甘酢漬け」を手作りする場合は、新しょうがをスライサーで薄く切り、熱湯で1分間ゆでます。ざるに上げて冷めたら、水気を絞りましょう。
保存容器に米酢・砂糖・塩を入れて混ぜ、新しょうがを加えて冷蔵庫で8時間以上漬けたら、新しょうがの甘酢漬けの完成です。
作り方①玉ねぎ・ピーマンをそれぞれ切り、ミニトマトはヘタを取る
玉ねぎは12等分のくし形に切り、ピーマンはヘタと種を取って乱切りにします。
ミニトマトは洗ってヘタを取っておいてくださいね!
作り方②【A】の材料を混ぜ合わせる
続いて【A】の材料を混ぜて、合わせ調味料を作ります。
新しょうがの甘酢漬けの漬け汁が綺麗なピンク色!
新しょうがの甘酢漬けを食べるときは、漬け汁はいつももったいないと思いつつもそのまま捨ててしまっていたので、調味料として活用す方法があったなんて!と目からウロコです♪
作り方③鶏もも肉はそぎ切りにして塩・こしょうと片栗粉をまぶし、フライパンで焼く
鶏もも肉は食べやすい大きさのそぎ切りにして、塩・こしょうをふり、片栗粉を薄くまぶします。
フライパンにごま油を熱して鶏もも肉を入れたら、フタをして中火で2~3分間焼きましょう!
様子を見て8割ほど火が通っていたら裏返します。
作り方④フライパンの端に鶏もも肉を寄せたら玉ねぎとピーマンを加えてフタをし、ミニトマト・【A】を加えて絡める
裏返した鶏もも肉をフライパンの端に寄せ、あいたスペースに玉ねぎとピーマンを加えてフタをします。
ときどき様子を見て混ぜて、玉ねぎに火が通ってしんなりとしたらミニトマトを加えましょう!
しばらく火を通してミニトマトの皮がはじけたら、合わせた【A】を加えて全体に絡めるように煮ます。
新しょうがの甘酢漬けの漬け汁はそこまで量は入れていませんが、さっぱりとした香りが強くてしっかりと味がついてくれそうな印象です!
作り方⑤火を止めて新しょうがの甘酢漬けを入れてサッと混ぜ、器に盛りつけたら完成!
火を止めてから新しょうがの甘酢漬けを入れて全体をサッと混ぜ、お皿に盛り付けたら完成です♪
甘酢漬けの汁だけでなく、アクセントとして新しょうがの甘酢漬けも投入するとはダブルで驚き。
しょうがが大好きな筆者にはかなり嬉しいレシピです♡
甘酢漬けで楽ちん味付け!しょうがもアクセントに
大原千鶴さんの「酢鶏」は、シンプルかつ色鮮やかでとっても美味しそう♡
酢鶏といえば、一般的なレシピであればしょうゆやお酢・砂糖などを合わせて作るものが多いですよね。
大原千鶴さんのレシピでは、うす口しょうゆや新しょうがの甘酢漬けの漬け汁を使い、いつものコッテリとしたイメージよりも少し落ち着いた上品な味付けの酢鶏に!
甘酢漬けは漬け汁もふくめて具材にも調味料にも使用しているので、どこを食べてもしっかりと甘酢漬けのアクセントが感じられてさっぱりさわやか♪
ケチャップの代わりにミニトマトを使い、彩りと酸味の両方で活用するアイデアにも驚きでした。
たくさんの調味料を入れるわけでなく、ここまで究極の美味しさが出せるレシピはなかなか自分では思いつきませんよね。
我が家では鶏肉といえば「酢鶏」になりそうなほど、大人気のレシピでした♡
アイデア盛りだくさん!絶品鶏肉レシピ
大原千鶴さんの「酢鶏」は、テクニックやアイデアが満載の絶品レシピでした!
新しょうがの甘酢漬けで味がしっかり決まるところも、失敗しにくく嬉しいポイント♪
スーパーで安い鶏肉をゲットした日には、ぜひ作ってみてくださいね。