そろそろトイトレを始めようと考えているママのなかには、「うまくできるかな?」と不安に感じている方もたくさんいるかもしれませんね。現在進行形で苦戦中の方もいるでしょう。トイトレは、子どもがワンステップ成長するための貴重な経験のひとつ。「みんながんばっているんだな~」と前向きになれるお手伝いが少しでもできればと願いながら、私自身とママ友に聞いたトイトレ体験談をご紹介します。
ママ友のケース①:イヤイヤ期に開始して難航
1歳8カ月ごろに補助便座を買ってみたら、毎朝座るようになりました。座ることに慣れたころにGWを迎え、義実家へ1週間帰省することに。義実家に補助便座がなかったこともあり、「もう少し言葉が増えてからでもいいかな?」と、いったんトイトレを延期。
2歳7カ月で「そろそろ夏だし始めよう」と思い立って再開したところ、イヤイヤ期で補助便座に座ることすら激しく拒否されてビックリ。自我の目覚めを感じました。会話はできるようになっていましたが、トイトレは思うように進まず。4カ月近くかかり、3歳になる直前におむつを卒業しました。
ママ友のケース②:失敗したことで急にはずれた
2歳半のころに保育園から「そろそろトレーニングパンツを持ってきて」と言われ、トイトレ開始。日中はトレーニングパンツで過ごすようになりました。帰りはいつも先生がおむつに履き替えさせてくれていましたが、ある日、うっかりトレーニングパンツのまま帰ってしまったようです。
おむつを履いていると思い込んでいたので、トイレを気にかけることもなく寄り道をしました。すると途中、スーパーで急に娘がおもらしをしたんです。恥ずかしいという気持ちがあったようで、それ以来「おしっこ」と言えるようになり、その後すぐにおむつがはずれました。
私のケース:子どもにもプライドがある
私がのんびりしていたので、「おむつはそのうち自然とはずれるもの」だと思っていました。おむつのストックがなくなりそうになったころ、初めてトイトレについてリサーチ。焦って始めましたが、息子はすでに2歳10カ月。
そのころの息子は「もう赤ちゃんじゃない」が口グセ。一度トレーニングパンツを履くと、おむつは赤ちゃんのものとして履きたがりません。何度も失敗して、もらしていることを指摘して着替えをうながすと拒否。しかし、もらしているのに気づかないフリをしていると、なぜか素直に言えるようになりました。始めてから2週間ぐらいで、日中は完全におむつがはずれました。
それぞれの体験談からもわかるように、最適な開始時期や完了までの期間は子どもによってバラつきがあるようです。人それぞれなので他人と比べて焦らず、肩の力を抜いて進めていきたいですね。かわいいおむつ姿とのお別れの儀式を楽しんでください!
著者:今宮れい
2歳男児の母。子供服や子供雑貨の展示会に出向き、バイヤーとして店舗づくりに携わる。妊娠を機に専業主婦も経験。出産後、新たな可能性を求めてライターとして活動中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。