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【大失態】会議中に響いた私の寝言「お母さんが言ったでしょ!」目の前には社長が!まさかの展開に

私が仕事に復帰したのは、次男が生後10カ月になったばかりのときでした。育児と仕事の両立に慌ただしく過ぎる日々の中で起きてしまった、職場で赤面した体験談です。

職場復帰後、寝不足の中で出席した会議

その日は上司の予定が急に変更になり、代打で私が職場の定例会議に出席することになりました。上司からは「月1回の各部門の報告会だから、資料を見て話を聞くだけで大丈夫」と言われたのですが、不安な私はおそるおそる出席することに。

 

最初はかなり緊張したのですが、だんだんその場に慣れてきました。しかし、緊張が解けてくると今度は困ったことが……。

 

やってくる睡魔に抗えず…

会議が終盤にさしかかってくると、連日の夜中の授乳による寝不足で、じっと座っていたので眠気に襲われてしまい……やがて睡魔に抗えなくなってきたのです。そのとき、ふと呼ばれたような気がして「何か言わないといけない」と思った次の瞬間、口から出ていたのは「もう! お母さん言ったでしょ!」でした。

 

自分の声にハッ! と目が覚めて周囲を見回すと、目が合ったのは、あ然とした様子の社長。さっきまでいなかったはずの社長がなぜここに!? そして次の瞬間、「お母さんが言っているなら仕方ないね、終わりにしようか」という社長の言葉と、ドッと笑い出すほかの社員たち。何がどうなっているのか、わからないまま会議が終了となりました。

 

あとでほかの方に話を聞くと、会議の途中から社長が出席し、終了間際になって、企画されていたお客様参加のゴルフ大会の賞品について社長と現場の意見がうまくかみ合わず、平行線の議論になっていたとのこと。

 

だんだんと議論がヒートアップしてきたところに、私の寝ぼけた発言が飛び出したとのことでした。社長がユーモアのある方でよかったなと、冷や汗が止まりませんでした。

 

 

上司には居眠りを注意されましたが、仕事と育児の両立で無理しないようにと心配もしてくれてありがたく思いました。会議に参加した人たちからは、「あの発言で会議が終わったからありがとう」と感謝されたのですが、その後しばらく「お母さんが言うなら仕方がないね」と言うフレーズが社内で流行ってしまい、恥ずかしさを引きずることとなりました。

 

 

著者:秋本かなこ/30代女性・主婦。2019年生まれと2021年生まれの兄弟を育児中ママ。元気な兄弟とパワフルな毎日を過ごしている。

イラスト:ななぎ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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